
報道関係各位 |
2009年10月27日 |
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メディカル カンパニー
〜10月29日は「世界脳卒中デー」 動脈硬化に関する意識調査より〜
ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社メディカル カンパニー(本社:東京都千代田区、代表取締役プレジデント:デイビッド・W・パウエル)は、10月29日の「世界脳卒中デー」に向け、全国の30代〜60代の男女800名を対象に、「動脈硬化に関する意識」調査を2009年9月下旬に実施いたしました。
動脈硬化のうち、日本人の三大疾病である心筋梗塞や脳梗塞などに対する意識は高いものの、進行すればこれらの疾患の引き金となる可能性もある「首」や「足」、「腎臓」などに起こる動脈硬化については認知が低いことがわかりました。ここに調査結果がまとまりましたので、ご報告いたします。
‹調査概要›
| ●サンプル属性 | 国内に居住する男女800名(30歳代〜60歳代 各セグメント100名) |
|---|---|
| ●調査方法 | インターネットによる調査 |
| ●実施時期 | 2009年9月下旬 |
動脈硬化の発症部位の認知度は、「心臓」(76.8%)や「頭」(75.3%)の8割近い認知に比べ、他の部位は「足」(26.9%)、「首」(23.5%)、「腹部」(18.1%)、「腎臓」(12.1%)と約2割の認知しかないことがわかりました。
全身の動脈硬化が重症化した場合に起こりうる主な症状のうち、最も不安に思う症状の第1位は「脳梗塞」(43.1%)となり、次ぐ「心筋梗塞」(26.6%)、「失明」(7.8%)を大きく引き離しました。一方、「脳梗塞」の原因の約2割を占める「頸動脈狭窄症」を知っている人は11.7%にとどまることがわかりました。
◆神戸市立医療センター中央市民病院 脳神経外科、脳卒中センター 部長 坂井信幸先生より「『病は血管から』脳梗塞の予防には全身の動脈硬化に配慮を!」とコメントをいただきました。
動脈硬化の危険因子を一つでも持っている人は、48.5%(男性:63.0%、女性:34.0%)となりました。そのうち、動脈硬化の早期発見が可能な「エコー検査」を受けたことがある人は23.7%にとどまりました。
閉塞性動脈硬化症(以下、PAD)の典型的な症状である「間歇性跛行(かんけつせいはこう)」の症状を感じた場合、「病院に行く」と回答した25.0%の人に、どの「医療機関」に行くかをたずねたところ、「整形外科」が36.0%を占め、適切な医療機関(循環器科:19.0%、血管外科:17.5%)を選ぶ人は36.5%でした。このことから、整形外科疾患と混同されている可能性が示唆されました。
動脈硬化の危険因子になるとわかっていてもやめられないものは、男子は「飲酒」(43.5%)、「脂っぽい、高カロリーな食事」(42.0%)、「運動をしない生活」(37.5%)となり、女性は「運動をしない生活」(49.0%)、「お菓子」(47.0%)、「ストレスの多い生活」(39.5%)となりました。
動脈硬化の発症部位の認知度は、「心臓」(76.8%)や「頭」(75.3%)の8割近い認知に比べ、他の部位は「足」(26.9%)、「首」(23.5%)、「腹部」(18.1%)、「腎臓」(12.1%)と約2割の認知しかないことがわかりました。
【設問:動脈硬化が起こる部位として知っているものをお答えください。(N=800/複数回答)】
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全身の動脈硬化が重症化した場合に起こりうる主な症状のうち、不安に思う症状は「脳梗塞」(78.0%)が最も多く、次いで「心筋梗塞」(75.0%)、「言語障害」(50.0%)、「麻痺」(45.5%)となりました。また、特に不安に思う症状でも「脳梗塞」(43.1%)が最も多く、「心筋梗塞」(26.6%)、「失明」(7.3%)、「麻痺」(2.4%)を大きく上回りました。
【設問:全身の動脈硬化が重症化した場合に起こりうる主な症状のうち、不安に思う症状を全てお答えください。(N=800/複数回答)また、特に不安に思う症状をお答えください。(N=800/単数回答)】
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一方、「脳梗塞」を不安に思っているものの、脳梗塞の患者の約20%が罹患しているといわれる「頸動脈狭窄症」を知らない人は88.4%にものぼりました。
【設問:脳梗塞の原因の一つに頸動脈狭窄症があることを知っていますか。(N=800/単一回答)】
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「病は血管から」脳梗塞の予防には全身の動脈硬化に配慮を!
〜神戸市立医療センター中央市民病院 脳神経外科 脳卒中センター 部長 坂井信幸先生より〜
脳梗塞の患者さんは、日本において約140万人いるとされ、半身不随や寝たきりになる可能性があり、場合によっては死をまねく病気です。脳梗塞の大きな原因の一つに脳の血管へつながる頸動脈が狭くなる病気(頸動脈狭窄症)があります。2008年、外科手術をせずにカテーテルを使って治す血管内治療法が保険で認められるようになり、治療法の選択肢は広がっています。また頸動脈だけでなく心臓、足、腎臓などの血管も動脈硬化が進行すると命に関わることがあり、いずれも血管内治療が大きな役割を果たしています。
血管の健康に配慮することが、脳梗塞や心筋梗塞の予防の鍵と言えます。「病は血管から」。動脈硬化の進行は身体にほとんど負担がかからない超音波検査などでも分かりますので、気になることがあれば放置せず、早めに脳神経外科や循環器内科などの専門医に相談することが大切です。
動脈硬化の危険因子(高血圧・肥満・高脂血症・喫煙習慣・糖尿病)を一つでも持っている人は、48.5%となり、男性63.0%、女性34.0%と男性の方が危険因子を持っていることがうかがえます。
そのうち、「動脈硬化」の早期発見が可能なエコー検査を受けたことがある人は23.7%にとどまりました。
【設問:健康診断で注意を受けたり指摘されたりしたものがありますか。(N=800)】
※「健康診断で注意を受けたり指摘されたりしたものがあればお答えください」という設問の中で、「高血圧」・「肥満」・「高脂血症」・「喫煙習慣」・「糖尿病」の選択肢のうち、一つでも当てはまるものがある人を「ある」に集約。
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【設問:血管の病気を早期に発見するための、エコーによる検査を受けたことがありますか。(N=388)】
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一定の距離を歩くと足の筋肉が痛くなり、しばらく休むとまた歩けるようになる「間歇性跛行(かんけつせいはこう)」という閉塞性動脈硬化症(PAD)の典型的な症状を感じた場合、「最初に疑う原因」をたずねたところ、「閉塞性動脈硬化症(PAD)」を疑うのは12.5%と、昨年調査の3.7%に比べ増加しているものの、「関節骨の異常」(30.4%)や「老化によるもの」(25.0%)より認識が低く、9割近くの人に閉塞性動脈硬化症(PAD)と認識されていないことがわかりました。
【設問:「一定の距離を歩くと足の筋肉が痛くなり、しばらく休むとまた歩けるようになる」という症状を感じた場合、最初にどのような原因を疑いますか?(N=800)】
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また、「間歇性跛行(かんけつせいはこう)」の症状を感じた場合の対処法として、「病院に行く」と回答した25.0%の人に、どの「医療機関」に行くかをたずねたところ、「整形外科」が36.0%を占め、適切な医療機関(循環器科:19.0%、血管外科:17.5%)を選ぶ人は36.5%で約3人に1人という結果でした。
このことからも、整形外科疾患と混同されている可能性が示唆されました。
【設問:「一定の距離を歩くと足の筋肉が痛くなり、しばらく休むとまた歩けるようになる」という症状を感じた場合、どのように対処しますか?(N=800/単一回答)】
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【設問:「一定の距離を歩くと足の筋肉が痛くなり、しばらく休むとまた歩けるようになる」という症状を感じた場合、どの医療機関に行きますか?(N=200)】
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血管性の原因の足の病気と神経性の原因の足の病気の見分け方
| 血管性の原因による足の病気 | 神経性の原因による足の病気 | |
| 診療科 | 主に循環器科/血管外科 | 主に整形外科 |
| 特徴 | 初期段階では足が冷たい、しびれるなどの自覚症状がある | 前かがみになるなど取る姿勢によっては痛みが出ない |
| どのような姿勢になって歩いても痛みが出る | ||
| 歩ける距離はいつも変わらない | 歩き続けることができたり、歩ける距離が長いこともある | |
| 立ち止まってしばらく休むと痛みが消える | ||
| 爪や指先に潰瘍ができたり変形している |
※ジョンソン・エンド・ジョンソン 【Johnson博士の血管のお話】より
動脈硬化の危険因子になるとわかっていてもやめられないものをたずねたところ、1位は「運動をしない生活」(43.3%)、2位は「脂っぽい、高カロリーな食事」(39.5%)、3位は「ストレスの多い生活」(36.5%)という結果になりました。
また、男女別でみると、男性は「飲酒」(43.5%)、「脂っぽい、高カロリーな食事」(42.0%)、「運動をしない生活」(37.5%)となり、女性は「運動をしない生活」(49.0%)、「お菓子」(47.0%)、「ストレスの多い生活」(39.5%)となりました。
【設問:動脈硬化の危険因子になるとわかっていてもやめられないもの、避けられないものをお答えください。(N=800)】
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| ※ | 詳細データをご希望の際は、下記お問い合わせ先までご一報くださいますようお願いいたします。 |
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| ※ | 本調査の数値データ、グラフなどは、すべてジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社に帰属いたします。 二次使用などをご検討される場合は、以下にお問い合わせいただきますようお願いいたします。 |
| ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 メディカル カンパニー コミュニケーション部 担当:山口 TEL:03-4411-7155/FAX:03-4411-7869 |
日本における動脈硬化は、生活習慣の変化や高齢化により年々増加傾向にあるといわれています。動脈硬化のなかでも、心筋梗塞や脳梗塞は、がんとならび日本人の死因の約3割*1)にのぼります。動脈硬化の発症には、高血圧や高脂血症、糖尿病、肥満、喫煙習慣など複数の危険因子が重なることによって引き起こされることが最近の研究でわかってきました。長生きのためにも、動脈硬化を予防することが大切です。
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日本における脳卒中の患者数は約140万人*2)にのぼるといわれていますが、食生活の欧米化などに伴い年々増加傾向にあります。厚生労働白書によると、介護が必要な人の約3割が脳卒中だといわれています。
また、脳卒中患者の約20%が発症しているといわれる頸動脈狭窄症*3)は、脳に血液を送る首の部分にある頸動脈に動脈硬化が起こり、血管が狭くなったり、詰まったりする病気です。その結果、一時的な視力低下や言葉が出にくい、手足がしびれる、手足が動きにくくなるなどの症状があらわれたり、重篤な場合は、脳梗塞を引き起こしたりします。
頸動脈狭窄症には「内膜剥離術」という外科的治療が一般的ですが、2008年に切らずに治す血管内治療法「頸動脈ステント留置術」が保険で認められるようになり、高齢などで治療が難しい患者さんには治療法の選択肢が広がっています。当社では、頸動脈狭窄症の安全な手技の普及と医療機器の開発を通じて、患者さのQOL向上の実現に貢献してまいります。
PADは足に起こる動脈硬化で、50歳以上の男性、とくにヘビースモーカーの人に起こりやすいといわれています。日本では約600〜700万人が罹患し、生活習慣の変化と高齢化により、年々増加傾向にあるといわれています。しかし、2002年の厚生労働省の患者調査によると、PADの治療を受けている患者数は78,000人といわれ、多くの患者が治療を受けず放置されていると考えられています。
PADの治療は、2007年に改訂された「TASC II *4)」と呼ばれる治療方針に基づいて一般的には行われます。治療法には、運動療法や薬物療法などの「保存療法」と、太ももの付け根などからカテーテル(細い管)を挿入し、狭くなった血管をバルーン(風船)やステント(網目状の金属製の小さな筒)などで押し広げて血液を流れやすくする「血管内治療」やバイパス手術などの「血行再建」方法があり、症状の進行度によって選択されます。
日本における高血圧症患者は2000〜3000万人、そのうち動脈硬化を伴う腎動脈狭窄症は高血圧症の1-6%と言われ、難治性の高血圧症は、その約30%に腎動脈狭窄症が認められます*5)。
腎動脈狭窄症は、主に腎臓の血管に動脈硬化が起こることで、血圧が高くなったり、腎臓の働きを悪化させたりする原因となる病気です。透析治療を必要とする末期の腎不全の患者さんの約20%*5)に腎動脈狭窄症が認められると言われ、また日本人の三大死因である心筋梗塞や、脳梗塞などの動脈硬化性疾患を合併する症例が多く報告されています。
2008年には、日本循環器学会より、「脳血管障害、腎機能障害、末梢血管障害を合併した心疾患の管理に関するガイドライン」が発表され、続く2009年には腎動脈専用のステントが保険で認められるようになり、腎動脈狭窄症に対する関心が高まっています。当社では、「腎動脈狭窄症」治療の安全な手技の普及および疾患啓発を通じ、患者さんのQOL向上の実現に貢献していまいります。
ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社の事業部の一つとして、末梢血管領域で事業を展開しております。世界の医療現場に、心臓血管および脳血管を除く全身の閉塞性疾患における血管内治療に使用されるバルーンカテーテルやステント、および肺塞栓症再発予防のための下大静脈フィルターなどの製品を提供しています。
我々は「Innovative Solution」をテーマに、末梢血管領域における最先端技術の開発と安全な手技の普及や、啓蒙活動をおこなっています。
2009年10月には、医師向けのウェブサイトとともに、一般の方を対象とした疾患啓発サイト「ジョンソン博士の血管のお話(http://www.drjohnson.jp/)」を開設いたしました。本サイトでは、全身の血管に起こる動脈硬化をわかりやすく解説しています。当社では、医療機器や疾患に関する情報の提供を通じ、患者さんのQOL向上に貢献してまいります。
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| *1) | 参考文献:厚生労働省 2008年人口動態統計より |
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| *2) | 参考文献:厚生労働省 2005年患者調査より |
| *3) | 参考文献:坂井信幸先生講演資料より |
| *4) | 「TASC II(Trans Atlantic Inter-Society Consensus)」:2007年に1月に刊行されたPADの治療ガイドライン。2000年に初めてできた国際的なガイドラインの改訂版。 |
| *5) | 参考文献:メジカルセンス発行「粥状硬化性腎動脈狭窄症」 |