世界保健機関(WHO)が「手術部位感染(SSI)予防のためのグローバルガイドライン」を公表

2017年1月11日

ニュースリリース

ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 メディカル カンパニー

世界保健機関(WHO)が「手術部位感染(SSI)予防のためのグローバルガイドライン」を公表

2016年11月3日に、世界保健機関(WHO)が新ガイドライン「手術部位感染(SSI)予防のためのグローバルガイドライン」を公表しました。WHOからSSIに関するガイドラインを公表するのは、今回が初となります。
同ガイドラインにおいて、WHOは、27件のシステマティックレビューに基づく、合計29の推奨項目を提示しました。
WHOによる29の推奨項目の中では、トリクロサン・コーティング縫合糸の使用について、エビデンスの質が中等度の条件付きで勧告されており*、同ガイドラインでは、「手術の種類にかかわらず、SSIリスクを低減させる目的でトリクロサン・コーティング縫合糸の使用を提案する」と記載されています**。

感染の主なリスク因子の一つである縫合糸表面の細菌コロニー形成を抑制する上で、縫合糸の選択は重要です。トリクロサンはSSIに関連する細菌(S. aureus、S. epidermidis、MRSA、MRSE、E. coli***、およびK. pneumonia***など)が縫合糸表面にコロニーを形成するのを抑制しますi , ii, iii

このトリクロサンをコーティングしたのが、ジョンソン・エンド・ジョンソンの抗菌縫合糸です。当社ではバイクリル® プラス(ポリグラチン910)、PDS® プラス(ポリジオキサノン)、STRATAFIX™ Symmetric PDS™ プラス・ノットフリー縫合デバイスの3種類の抗菌縫合糸を提供しています。

  • 販売名:バイクリル プラス 承認番号:22000BZX01652000
  • 販売名:PDS プラス 承認番号:22300BZX00333000
  • 販売名:STRATAFIX Symmetric PDS プラス 承認番号:22800BZX00272000
  • 製造販売業者:ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社

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※ 抗菌縫合糸の使用によりSSIの予防を保証するものではありません。抗菌縫合糸の使用に際してはケアバンドルを実施した上でのご使用をお願いします。

  • * WHOの各推奨は2つのカテゴリーのうちの1つに該当する。2つのカテゴリーとは強く推奨する(パネルは介入のベネフィットがリスクを上回ることに確信があった)、または条件付き推奨(パネルは介入のベネフィットがリスクをおそらく上回ると考えた)である。各推奨はWHOが定義したエビデンスの質を裏付ける4つのカテゴリーのうちの1つにも該当する。すなわち、エビデンスの質が高い(推定効果に高い信頼性が認められ、今後の検証によって変更される可能性も低い)、エビデンスの質が中等度(推定効果に中程度の信頼性が認められるが、今後の検証によっては信頼性および現在の推定効果が変更される可能性がある)、エビデンスの質が低い(推定効果に高い信頼性は認められず、今後の検証により現在の推定効果とは異なる結論が示される可能性がある)、エビデンスの質は非常に低い(推定効果が憶測されるにすぎず、今後の検証により現在の推定効果とは相当異なる結論が示される可能性が高い)
  • ** “the panel suggests the use of triclosan-coated sutures for the purpose of reducing the risk of SSI, independent of the type of surgery.” (World Health Organization, GLOBAL GUIDELINES FOR THE PREVENTION OFSURGICAL SITE INFECTION, P15)
  • *** PDS プラス、STATAFIX Symmetric PDS プラスのみ
  • i. Ming X, Rothenburger S, Nichols MM. In vivo and invitro antibacterial efficacy of PDS Plus (polidioxanone with triclosan) suture. Surg Infect. 2008;9(4):451-457.
  • ii. Ming X, Rothenburger S, Yang D. In vitro antibacterial efficacy of Monocryl Plus Antibacterial Suture (poligelcaprone 25 with triclosan). Surg Infect. 2007;8(2):201-207.
  • iii. Rothenburger S, Spangler D, Bhende S, Burkley D. In vitro antimicrobial evaluation of coated Vicryl Plus Antibacterial Suture (coated polyglactin 910 with triclosan) using zone of inhibition assays. Surg Infect. 2002;3(suppl):79-87.