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笑顔のそばに 患者さんたちのストーリー

人生は、まだ終わらない。自らの病に立ち向かう医師の決断

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ひざの痛みに苦しむ、すべての患者さんに知っていただきたい

変形性ひざ関節症。それが、現役の産婦人科医である男性が、患者として診断された病名だ。
彼は、「好きなゴルフをやりすぎたんです」と言って力なく笑う。
痛みがひどくなると、仕事以外の時間はベッドで寝たきりの状態に。
次第に筋力は低下し、気力までもが失われていく。
それまで自覚しなかった老いを強く感じるようになり、このまま人生が終わってしまうのではと
恐怖を感じるようにまでなっていた。

またゴルフができるようになりたい。
医師という職業柄、「手術をしよう」という決断は早かった。

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いつでも、患者さんと真摯に向き合う主治医

患者さんの不安を和らげ、安心して治療を受けられるように

2018年2月。手術の前日、病室には奥様の姿があった。
夫が痛みで苦しむ姿を見てきた。
「元気なときは、ほとんど家にいなかったのだから、ちょっと痛いのもいいかな…」
長年連れ添った夫婦だからこそ言える冗談で和ませる。
「治ったら、一緒の時間をもらえるのかな」と笑顔を見せると、
「元気になったら旅行へ行こう」と男性も笑顔で返していた。

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翌日の手術に向けて、夫を見舞い励ます奥様

患者さんを含めたチームとして治療する

主治医によると、投薬や保存療法など、他の治療法で痛みの改善が見られないので、
人工関節の手術を勧めた、という。

患者さんが手術を受けたいと言うときこそ、手術をするタイミング。
痛みを我慢して生活している方には、是非専門医に相談してもらいたい、という想いがある。

この想いを、治療にあたるすべてのスタッフが共有することで、
診察・手術・リハビリまでトータルでケアする「チーム医療」の体制を機能させる。
人工ひざ関節手術の当日、手術室へ向かう男性に対して丁寧な説明が成されていた。

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主治医と共に患者さんをケアする医師や看護師たち

手術は無事に終わった。そして…

数日後、
真剣にリハビリに取り組む男性の姿があった。
時間をかけて。自分のペースで。
理学療法士は、患者さんの声に耳を傾けながら、真摯に向き合う。
痛みがなくなり、退院当日には心からの笑顔で帰っていただくために。
人工関節の手術をして、本当に良かったと思っていただくために…

退院後、患者の男性は、医師として現場に復帰。
そして、2018年5月、再びゴルフを始めることができた。
ひざの痛みから解放され、晴天の下、生きがいであるゴルフを存分に楽しんだという。

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リハビリは、理学療法士の指導のもと適正に行われる


あたりまえだった日常を取り戻すことを、あきらめてほしくない。
それが、私たちジョンソン・エンド・ジョンソンの想いです。
今回、「チーム医療」が実現するひとつの未来を、患者の男性、その家族、
そして治療にあたるすべての医療従事者が見せてくれました。

“ All for Patients ~すべては患者さんのために ”

この想いを、私たちは、これからも応援しつづけます。

※患者さんの状態や感じ方、治療内容は個人差があります。診断、治療については医師にご相談ください。

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