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国内初15cmの自己拡張型ステントS.M.A.R.T. ® Long
浅大腿動脈領域での新規承認に伴い販売開始
国内初15cmの自己拡張型ステントS.M.A.R.T. ® Long
浅大腿動脈領域での新規承認に伴い販売開始

報道関係各位

2013年7月16日

ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 メディカル カンパニー

ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社メディカル カンパニー(本社:東京都千代田区、代表取締役プレジデント:日色 保)、(以下「当社」)、コーディス事業部は、自己拡張型ステントS.M.A.R.T.® の浅大腿動脈での治療における新規承認を受け、国内初となる15cmのS.M.A.R.T. ® Longを、7月中旬より本格的に販売開始します。

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S.M.A.R.T.®は腸骨動脈用(販売名:腸骨動脈用スマートステント。承認番号21700B2Y00247000)として、国内では2005年に承認を受け、これまで豊富な臨床データを蓄積しています。このたび新規承認に伴い、浅大腿動脈へ治療範囲を拡大します。

S.M.A.R.T. ® Longは浅大腿脈の治療で、狭窄した血管に留置され、内腔を拡張、維持します。15cmのステントサイズにより、標的病変を1本でカバーする可能性を高めました。

末梢動脈疾患の総有病率は3~10%、70歳以上では15~20%に昇り*1、放置した場合患者さんに及ぼす影響は計り知れません。しかし、当社が国内で実施した調査では回答者の約8割が末梢動脈疾患自体やその症状を知らない、家族に症状が出ていても年齢のせいだと思い受診は勧めなかった、と疾患への低い認知が明らかになっています。*2

大阪大学大学院先進心血管治療学寄附講座、南都伸介教授は、「15cm長のステントの登場により、いままで複数のステントが必要だった病変を1本のステントでカバーできるようになり、治療への貢献が期待されます。」と述べています。

当社では、医療従事者の方々にとり最も信頼されるパートナーとして、今後もイノベーションを通じて新たな治療の選択肢を提供し、患者さん一人ひとりのQOL(生活の質)の向上に貢献できるよう努めて参ります。
*1 Norgren L, Hiatt WR, Dormandy JA, et al. On behalf of the TASC II Working Group. Inter-Society Consensus for the Management of Peripheral Arterial Disease (TASC II).J Vasc Surg 2007;45(1):S5-S67.
*2 「動脈硬化に関する意識調査」(2011年12月当社実施。男女800名を対象としたインターネット調査)

■本件に関するお問い合わせ先
ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 メディカル カンパニー
コミュニケーション & パブリックアフェアーズ

【施設概要】
S.M.A.R.T. ® CONTROL 腸骨・浅大腿動脈用スマートステントも同時に新規承認を受けました。

S.M.A.R.T. ® Long
浅大腿動脈用スマートステント
S.M.A.R.T. ® CONTROL
腸骨・浅大腿動脈用スマートステント
販売名SMARTステントSMART CONTROLステント
承認番号22500BZX0019500022500BZX00194000
クラス分類高度管理医療機器 クラスIII高度管理医療機器 クラスIV
償還価格\210,000\210,000
使用目的カテーテルアブレーション
機能<浅大腿動脈>
本品は、4~7mmの対照血管径を有する浅大腿動脈の症 候性血管疾患に対して、インターベンション治療不成功に 伴う急性閉塞もしくは切迫閉塞における救済治療に使用さ れる。
<腸骨動脈>
本品は、PTA(経皮的血管形成術)によって充分に拡張の得ら れなかった総腸骨動脈及び/又は外腸骨動脈における症候性の アテローム性動脈硬化症の新規病変又は再狭窄病変に挿入留置 され、血管の内腔を確保する目的で使用される。
<浅大腿動脈>
本品は、4~7mmの対照血管径を有する浅大腿動脈の症候性 血管疾患に対して、インターベンション治療不成功に伴う急性 閉塞もしくは切迫閉塞における救済治療に使用される。
ステント サイズ ・径 6、7、8mm
・長さ 120mm、150mm
・径 6、7、8mm
・長さ 30mm、40mm、60mm、80mm、100mm

■末梢動脈疾患(PAD:Peripheral Arterial Disease)とは
下肢に起こる動脈硬化で、顕著な症状としては、一定距離を歩行すると下肢に疼痛が生じ歩行が困難となる間欠性跛行がある。多くの場合、冠動脈、腎動脈、頸動脈など、重要な臓器に血液を供給する動脈に病変を併発すことから、生命予後は不良とされる。高齢、高血圧、糖尿病、喫煙などの生活習慣が危険因子として知られる。

ジョンソン博士のやさしい医療講座 血管のお話 http://www.drjohnson.jp/

【コーディス事業部について】
ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社メディカル カンパニーのコーディス事業部は、心臓・末梢血管領域における治療に使用されるバルーンカテーテルやステントなどの製品を提供しています。最先端技術の開発と安全な手技の普及を進め、世界各地のインターベンションに携わる循環器科医や血管外科医と協力し、血管疾患をもつ多くの患者さんの治療を支えています。

※ 掲載されている情報は、掲載当時のものです。

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