ジョンソン・エンド・ジョンソンは、民間企業で初めてSDGsへのコミットメントを発表した企業の一つです。私たちにとってサステナビリティとは、患者・消費者・医療従事者や社員、地域社会などすべてのステークホルダーに対して社会的・環境的・経済的な価値を生み出すことです。すべての人々の健康の向上に貢献することを目指し、世界にとって喫緊の課題となっているパブリックヘルスの解決に向け、社内外のパートナーシップを活用しながら取り組んでいます。
1886年に創業したジョンソン・エンド・ジョンソンは、世界最大級かつ最も広範な地域に拠点をもつヘルスケア企業として事業を展開しています。私たちは、こころと科学の力、画期的な発想力を融合させ、ヘルスケアを飛躍的に進化させるという信念をもち、2010年から5年ごとに 「ヘルス・フォー・ヒューマニティ(人類の健康)ゴール」 を設定してきました。
2021年に発表した「2025 ヘルス・フォー・ヒューマニティ・ゴール」では、人類が直面している根本的なグローバルヘルスの課題である「パンデミック・エピデミック」「グローバルヘルスエクイティ」に取り組みながら、「人々」「地球環境」「パートナー」に引き続き焦点を当て、より多様で包括的な企業を構築し、環境への責任を通じて地球と人々の健康を守ります。
SDGsの11の目標をカバー
これらのゴールは国連が定めたSDGs(持続可能な開発目標)17の目標のうち、11の目標をカバーしています。2025ヘルス・フォー・ヒューマニティ・ゴールに向かって前進することで、SDGsの目標達成にも貢献してまいります。
数々の感染症が脅威となっている中、私たちは研究開発を通じて学んだ教訓、培った能力、構築したパートナーシップを活用し、将来のパンデミックに備えています。
私たちは、この地球上のすべての人が健康的な生活を送るべきと考えています。そのために、命を救うことのできる医薬品と外科治療を世界のより多く人々に届けられるよう力を尽くします。
社員一人ひとりがより多様に活躍できる環境を構築し、健康・イノベーション・ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョンを重視する文化を醸成します。
人々の健康の礎となる地球環境の負荷低減に取り組み、加速させるために力を注ぎます。
53,000以上のパートナー企業・サプライヤーと手を携え、世界をより良くするための相乗効果を発揮するための取り組みを進めます。
WeSustain
「WeSustain」は、グローバルのジョンソン・エンド・ジョンソンと連携して2019年に発足した、環境サステナビリティに向けた社員による自主的なグループです。東京湾におけるマイクロチップ採取の活動や奥日光での自然ガイドツアーなどへの参加、環境意識を高めるためのさまざまな社内イベント開催のほか、ゴミ削減やマイボトル運動、残業時の消灯啓発といった日常的な取り組みも行っています。WeSustainは、日本でのアクションを通じて社員の気づきとエンゲージメントを醸成し、環境サステナビリティに寄与することを目指しています。また日本のヘルスケア企業および世界のジョンソン・エンド・ジョンソングループの中で環境サステナビリティのロールモデルとなる会社となるよう取り組んでいきます。