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ジョンソン・エンド・ジョンソン日本法人グループ

ジョンソン・エンド・ジョンソン、イノベーションの加速と患者さんや消費者への価値提供に向け、コンシューマー ヘルス事業を分社化する計画を発表
ジョンソン・エンド・ジョンソン、イノベーションの加速と患者さんや消費者への価値提供に向け、コンシューマー ヘルス事業を分社化する計画を発表

新たにできるコンシューマー ヘルス カンパニーは、象徴的なブランドと製品で日々10億人以上の人々の生活に影響を与えるグローバルリーダーに 
 
ジョンソン・エンド・ジョンソンは、引き続きヘルスケアのグローバルリーダーとして、バイオ医薬品と医療機器のイノベーションとテクノロジーを通して、重要なアンメットメディカルニーズへの対応と標準的な治療の大きな進展に注力
 
分社化は、経営上の成果や戦略的柔軟性を拡大し、患者さんと消費者に利益をもたらし、全てのステークホルダーにとっての価値を高めるために計画
 
新しいコンシューマー ヘルス カンパニーの分社化完了は18か月から24か月後の見込み
 
ジョンソン・エンド・ジョンソンは8時30分(東部標準時間)に投資家向けカンファレンスコールを開催

2021年11月16日

本プレスリリースは、2021年11月12 日(米国時間)に米国ジョンソン・エンド・ジョンソンが発表したプレスリリースを翻訳・編集したものです。本資料の正式言語は英語であり、その内容および解釈については英語が優先します。米国発プレスリリース(英文)についてはこちらをご参照ください。

 

ニュージャージー州ニューブランズウィック(米国時間2021年11月12日)– ジョンソン・エンド・ジョンソンは本日、当社のコンシューマー ヘルス事業を分社化し、新しい公開会社を設立する予定であると発表しました。この計画されている分社化によって、イノベーションを通じて患者さんや消費者の健康状態の改善を実現し、より的を絞った事業戦略を追求し、成長を加速させていくためにより良い立ち位置に立つ2つのグローバルリーダー企業が誕生することになります。

この計画されている分社化後も、新しいジョンソン・エンド・ジョンソンは、世界最大級かつ最も多様なヘルスケアカンパニーであり続け、イノベーションとテクノロジーを通じて標準的な治療の進展に注力し、強力な医薬品と医療機器を併せ持つポートフォリオの下、グローバルヘルスケアにおける研究開発(R&D)とイノベーションをリードするというコミットメントを継続していきます。先に発表されたように、2022年1月3日付でアレックス・ゴースキーは、ジョンソン・エンド・ジョンソンの最高経営責任者(CEO)の役割を現在当社執行委員会バイスチェアマンであるホアキン・デュアトに引き継ぎ、エグゼクティブ・チェアマンに就任します。デュアトは分社化が完了した後の新しいジョンソン・エンド・ジョンソンを引き続き率いていく予定です。

新しいコンシューマー ヘルス カンパニーは、Neutrogena、AVEENO®、Tylenol®、Listerine®、JOHNSON’s®、BAND-AID®などの象徴的なブランドを通じて、日々10億人以上の世界中の消費者の生活に影響を与え、イノベーションのレガシーを継承しながら、世界有数のコンシューマーヘルスカンパニーとなることを見込んでいます。新しいコンシューマー ヘルス カンパニーの取締役会および経営陣は、計画されている分社化の手続きを進めていく上で決定され発表されます。

ゴースキーは、次のように述べています。「ジョンソン・エンド・ジョンソンは、これまでの長い歴史の中で、全てのステークホルダーに利益をもたらす結果をお届けできるということを示してきました。そして、今日、明日、また今後数十年にわたって価値を提供していくために、事業を継続的に進化させていかなければなりません。取締役会および経営陣で包括的な検討を行った結果、計画されたコンシューマー ヘルス事業の分社化が、患者さん、消費者、医療従事者へのサービスの提供だけでなく、当社の世界中の才能ある人材への機会創出、収益性のある成長の推進、そして最も重要なこととして、世界中の人々の健康状態を改善させる取り組みの加速にあたって、最善の方法であると確信しています」

ゴースキーはまた、「新たなジョンソン・エンド・ジョンソンは、この計画された分社化によって、株主へ持続可能な価値を創出しながら、患者さんやヘルスケアシステムの市場に新しいソリューションをもたらすことを目指し、業界をリードするバイオ医薬品や医療機器のイノベーションとテクノロジー提供への注力をさらに強化することになります。新しいコンシューマー ヘルス カンパニーは、魅力的であり、かつ成長を続けているコンシューマーヘルス分野のグローバルリーダーとなり、合理化されターゲットを絞った企業構造によって、象徴的なブランドのポートフォリオを成長させ、新製品を革新していくためのアジリティと柔軟性が備わるようになると信じています。私たちは、両組織および、今後もこの両組織を支える世界中の136,000人を超える従業員の成功に取り組んでいます」と述べています。

デュアトは次のように述べています。「この計画されている移行により、それぞれの業界で財務的に強固な2つのリーディングカンパニーが誕生することになります。新しいジョンソン・エンド・ジョンソンと新しいコンシューマー ヘルス カンパニーはそれぞれ、患者さんと消費者にサービスを提供するためのリソースをより効果的に配分し、成長を推進し、大きな価値を生み出すことができると確信しています。重要なことは、新しいジョンソン・エンド・ジョンソンと新しいコンシューマー ヘルス カンパニーが、卓越したブランド、イノベーションへのコミットメント、優れた人材を備えた、ミッション・ドリブンな企業であり続けるということです。それぞれの会社は、私たちがサービスを提供する人々のニーズと健康を最優先するというジョンソン・エンド・ジョンソンのレガシーを継承していく予定です」

この計画されている分社化は、以下の重要な目標の達成を目指し、全てのステークホルダーにとって価値を生み出すことを見込んでいます。

  • 異なる業界のそれぞれの動向に対して効果的に対処し、新しいジョンソン・エンド・ジョンソンや新しいコンシューマー ヘルス カンパニーのそれぞれの患者さんと消費者のニーズによりよく対応するために、経営の重点化や、リソースの強化、アジリティ、スピードを向上させる
  • 各独立企業の目的に応じた資本配分をさらに強化する
  • それぞれの事業の強みや機会をより正確に反映した説得力のある財務プロファイルを各企業にもたらし、その結果として、投資家に対してより焦点を絞った投資機会を提供する
  • それぞれの企業が成長と価値創出をより推進していくことができるよう、企業構造・事業構造を調整する

 
新しいジョンソン・エンド・ジョンソン:画期的な医薬品・医療機器のリーディングカンパニーとして、重要なアンメットニーズへの取り組みを強化し、世界中の患者さんのために標準的な治療を進展させます

計画されている分社化の後、新しいジョンソン・エンド・ジョンソンは、世界最大級かつ最も多様なヘルスケアカンパニーであり続け、バイオ医薬品と医療機器のイノベーションとテクノロジー通じて標準治療を大きく前進させることに注力しながら、強力な医薬品および医療機器を併せ持つポートフォリオを維持していきます。新しいジョンソン・エンド・ジョンソンは、サイエンス、テクノロジー、規制、サプライチェーンおよびグローバルな事業展開において長年培った強みを活かし、DARZALEX、ERLEADA、IMBRUVICA、STELARA、TREMFYAなどの医療用医薬品や、インターベンショナルソリューション、整形外科、外科、眼科など各領域の医療機器ソリューションの提供を基盤に、今後も成長を続けていきます。

新しいジョンソン・エンド・ジョンソンは、ヘルスケアを飛躍的に進化させることに注力し続けます。医薬品と医療機器の両事業部門は、2021年通期で約770億ドルの収益を達成する見込みであり 1、科学的研究・開発という共通する、かつ補完的な重点の下に一つの企業となり、患者さんと医療従事者という同様のエンドユーザーにサービスを提供し、同様の規制および競争環境下で事業を運営していくことになります。新しいジョンソン・エンド・ジョンソンは、手術、インターベンショナル治療、薬物治療を組み合わせた治療を必要とする腫瘍や眼科領域等の疾患への対処において、統合的、包括的で、より効果的な治療を患者さんに提供するために、技術や専門知識、アプローチを組み合わせるにあたってより良い立ち位置に立つことができると見込んでいます。新しいジョンソン・エンド・ジョンソンは、病気を予防し、進行を抑制し、最終的に治癒する方法を変えるべく、治療法、ロボット工学、AIなど幅広い治療を組み合わせ、今までにないソリューションを創出し、業界を前進させる上で主導的役割を果たし続けていきます。

医薬品事業は、がんや免疫疾患などの重点領域を加速させるとともに、細胞治療や遺伝子治療などの新しいモダリティを進展させ、引き続き強固なポートフォリオと製品パイプラインをさらに強化することで、市場を上回る成長を持続させていきます。また同時に、医療機器事業部門は、強力なデジタルサージェリーのパイプラインとその各地域での展開に注力することで意義あるイノベーションをさらに推進し、整形外科、インターベンショナルソリューション、手術および眼科領域での勢いを加速させる計画です。

新しいジョンソン・エンド・ジョンソンは、引き続き強固な財務基盤を維持し、研究開発投資、競争力のある配当金、価値創出のための買収に資本配分の優先順位を置くことに引き続き取り組んでいきます。

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1.数字はワクチンを除く2021年10月中旬のドルでの売上から導かれた総報告売上。売上ドルは2021年9月までの累計の実績に基づいてセグメントに配分。

 
分社化後の新しいコンシューマー ヘルス カンパニー:象徴的なブランドと継続的なイノベーションへのコミットメントをもつ世界有数のコンシューマー ヘルス カンパニー

新しいコンシューマー ヘルス カンパニーは、4つの10億ドル規模のメガブランドと、20の1.5億ドル超規模のブランドからなる象徴的なブランドを組み合わせた強力なポートフォリオを持ち、セルフケア(OTC)、スキンケア、エッセンシャル・ヘルス(ベビーケア、女性ケア、創傷ケア、口腔ケアを含む)においてリーダー的地位をもつ、グローバルリーダーとなることを見込んでいます。コンシューマー ヘルス事業部門は、2021年度通期で約150億ドルの収益を達成する見込みであり2 、計画されている分社化の後、新しいコンシューマー ヘルス カンパニーは、世界規模のイノベーション力とビジネスの勢いによって100か国以上で売上を上げる見込みです。

近年、ジョンソン・エンド・ジョンソンはコンシューマー ヘルス事業に注力し、イノベーションを推進することで、人々の生活に真に変化をもたらす製品をより多くの消費者へ届けるとともに、利益を拡大し、健全な業績を達成しています。これらの取り組みは、セルフケア、スキンヘルス、エッセンシャル・ヘルスにおける当社のポジションを強化してきました。

新しいコンシューマー ヘルス カンパニーは、長いイノベーションの歴史に基づいて重要かつ成長を続ける分野全体にわたってリーダー的地位を維持し、拡大していくことのできる、強力な投資グレードのプロファイルとバランスシートから恩恵を受けることが期待されます。

計画されている新しいコンシューマー ヘルス カンパニーについての組織設計は2022年末までに完了する予定で、必要に応じて労使協議会や従業員代表との協議を含む法的要件の対象となります。計画中の新しいコンシューマー ヘルス カンパニーの従業員には、2022年末まで現在のジョンソン・エンド・ジョンソンの賃金、福利厚生、退職制度が引き続き適用されることとなります。

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2.数字はワクチンを除く2021年10月中旬のドルでの売上から導かれた総報告売上。売上ドルは2021年9月までの累計の実績に基づいてセグメントに配分。

 
取引の詳細
取締役会の意図は、資本市場を通じた計画を実行し、2つの独立した市場をリードする企業を設立することです。本取引は、米国連邦所得税法上、非課税取引で実行されることを意図しています。

また、取引完了後も全体の株主配当は少なくとも同程度を維持することが予想されます。

当社は、必要に応じて、労使協議会やその他の従業員代表組織との協議、ジョンソン・エンド・ジョンソンの取締役会の最終承認、取引が非課税であることに関する有利な見解と国内歳入庁の裁定受領、およびその他の規制当局の承認など、一定の条件を満たすことを条件に、18か月から24か月以内に予定されている分社化の完了を目指しています。取引案の最終的なタイミングは未定であり、また、この取引が完了するという保証はありません。

 
アドバイザー
ジョンソン・エンド・ジョンソンは、ゴールドマン・サックスとJ.P.モルガン証券をフィナンシャル・アドバイザーとして、クラバス・スウェイン・アンド・ムーアとベーカー&マッケンジーをリーガル・アドバイザーとしています。

 
投資家カンファレンスコール
当社は本日(11月12日)午前8時半(東部標準時間)にこの発表に関する投資家向けウェブキャストを開催し、質疑応答の機会も提供する予定です。このカンファレンスコールは、最高財務責任者(CFO)のジョセフ・ウォーク、会長兼最高経営責任者(CEO)のアレックス・ゴースキー、執行委員会バイスチェアマンのホアキン・デュアトが主催します。www.investor.jnj.comまたは電話より、「聞くだけ」の方、また質疑応答部分に参加を希望される財務アナリストの方にアクセスいただけます。(電話番号:米国内の方は(877) 869-3847、米国以外の方は(201) 689-8261)


ジョンソン・エンド・ジョンソンについて
私たちジョンソン・エンド・ジョンソンは、健康こそが豊かな人生の基盤であり、地域社会の繁栄と、発展を促す原動力であると考えています。この信念に基づき、130年を超える長きにわたり、私たちはすべての世代の、人生のあらゆる段階の人々の健康を支えてきました。今日、世界最大級で広範な拠点を有するヘルスケア企業としての強みを最大限に活かし、世界中の誰もが、どこにいても、心身の健康と健全な環境を享受することができるよう、私たちは適正な価格でヘルスケアにアクセスできる、より健全な社会の実現に向けて努力しています。ジョンソン・エンド・ジョンソンは、私たちのこころと科学の力、画期的な発想力を融合させ、ヘルスケアを飛躍的に進化させるべく取り組んでいます。詳しくは、www.jnj.comをご覧ください。

 
Cautions Concerning Forward-Looking Statements
This presentation contains “forward-looking statements” as defined in the Private Securities Litigation Reform Act of 1995 regarding, among other things: the anticipated separation of Johnson & Johnson’s Consumer Health business; future operating and financial performance, product development, market position and business strategy. The viewer is cautioned not to rely on these forward-looking statements. These statements are based on current expectations of future events. If underlying assumptions prove inaccurate or known or unknown risks or uncertainties materialize, actual results could vary materially from the expectations and projections of Johnson & Johnson. Risks and uncertainties include, but are not limited to: Johnson & Johnson’s ability to satisfy the necessary conditions to consummate the separation of Johnson & Johnson’s Consumer Health business on a timely basis or at all, Johnson & Johnson’s ability to successfully separate Johnson & Johnson’s Consumer Health business and realize the anticipated benefits from the separation, the New Consumer Health Company’s ability to succeed as a standalone publicly traded company, economic factors, such as interest rate and currency exchange rate fluctuations; competition, including technological advances, new products and patents attained by competitors; challenges inherent in new product research and development, including unexpected clinical trial results, additional analysis of existing clinical data, uncertainty of clinical success and obtaining regulatory approvals; uncertainty of commercial success for new and existing products; the impact of business combinations and divestitures; challenges to patents; the impact of patent expirations; the ability of Johnson & Johnson to successfully execute strategic plans, including restructuring plans; manufacturing difficulties or delays, internally or within the supply chain; product efficacy or safety concerns resulting in product recalls or regulatory action; significant adverse litigation or government action, including related to product liability claims; changes to applicable laws and regulations, including tax laws, global health care reforms and import/export and trade laws; trends toward health care cost containment; changes in behavior and spending patterns of purchasers of health care products and services; financial instability of international economies and legal systems and sovereign risk; increased scrutiny of the health care industry by government agencies. A further list and descriptions of these risks, uncertainties and other factors can be found in Johnson & Johnson’s Annual Report on Form 10-K for the fiscal year ended January 3, 2021, including in the sections captioned “Cautionary Note Regarding Forward-Looking Statements” and “Item 1A. Risk Factors,” in Johnson & Johnson’s most recently filed Quarterly Report on Form 10-Q and in Johnson & Johnson’s subsequent filings with the Securities and Exchange Commission. Copies of these filings are available online at www.sec.gov, www.jnj.com or on request from Johnson & Johnson. Any forward-looking statement made in this presentation speaks only as of the date of this presentation. Johnson & Johnson does not undertake to update any forward-looking statement as a result of new information or future events or developments.

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