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ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 メディカル カンパニー

全国15,000人
「健康診断・人間ドック、がん検診等、医療受診に関する意識調査」2021年版 医師調査も実施
全国15,000人
「健康診断・人間ドック、がん検診等、医療受診に関する意識調査」2021年版 医師調査も実施

[生活者]

2.健康診断とがん検診を受診しない理由

  • 未受診者の理由として「コロナの感染リスク」が減少。「健康診断」では12.8pt低下
  • 「健康診断」4人に1人「健康状態に不安はない」「経済的負担」
  • 「がん検診」4人に1人「からだの変調を感じない」「健康状態に不安はない」

健康診断」未受診者の受診しない理由について、2020年と2021年の調査の結果を比較したところ、2020年調査で最も回答が多かった「コロナの感染リスクがあるからが大きく減少しました(2020年:26.9%、2021年:14.1%)。逆にやや増加が見られたのは、「自己負担の費用がかかり、経済的に負担を感じるから(2020年:12.0%、2021年:14.5%)」「受ける時間がないから(2020年:9.3%、2021年:13.1%)」でした。

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*「全体」は、調査の回答日までに当該年度の「健康診断・人間ドック」を受診していない人


 2021年調査の結果を受診予定時期別に見てみると、「今年度受診しないが来年度に受診予定」としている人は、「コロナの感染リスクがあるから」と回答した人が最も多く(22.7%)なっています。2020年(43.1%。図表データ記載なし)に比べれば、その割合は低下していますが、まだ2割強の人が「コロナの感染リスク」を理由に受診を延期しています。一方、「今年度も来年度も受診予定はない」と回答した人は、2020年調査と傾向は類似しており、「健康状態に不安はないので、必要性を感じていないから」や「自己負担の費用がかかり、経済的に負担を感じるから」と回答した人が4人に1人と多くなっています(2020年の図表データ記載なし)。

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*「2021年全体」には、「今年度中(2022年3月まで)の受診予定者(1,885人)」と「わからないと回答した人(2,825人)」を含む


次に、「胃がん検診」を例に「がん検診」を受診しない理由を見ると、「健康診断」の結果と同様、コロナの感染リスクがあるから」が大きく減少しました(2020年:18.4%、2021年:8.8%)。回答が多かった項目は、2020年同様に「からだの変調を感じないから(18.9%)」、次いで「健康状態に不安はないので、必要性を感じていないから(15.6%)」「これまで受けたことがないから(13.9%)」となっています。

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*「全体」は、調査の回答日までに当該年度の「胃がん検診」を受診していない人
**2021年調査のみ


 ただし、2021年調査結果を受診予定時期別に見ると、「今年度受診年だが、来年度に回す予定」の人は、「コロナの感染リスクがあるから」と「国内のコロナ感染者が減っている(感染が終息している)と思わないから」が高く、「受診予定はない」とした人は、「からだの変調を感じないから」「健康状態に不安はないので、必要性を感じていないから」と回答した人が4人に1人となりました。これは、2020年の調査結果と同様の傾向でした。
 なお、胃がん以外のがん検診においても、受診していない理由は胃がんと同様の傾向となっています(「その他データ1」 参照)。さらに、コロナ感染拡大前の3年間(2017年~2019年)に胃がん・肺がん・大腸がん・子宮頸がん・乳がんのいずれかのがん検診を受けた人に限って、胃がん検診を受診していない理由を見たところ、「今年度受診年だが、来年度に回す予定」とした人で最も多かった回答は、2020 年調査では「新型コロナウイルス感染のリスクがあるから」(2020年:39.7%、2021年:16.3%)、2021年調査では「1年くらい受けなくてもいいと思うから」(2020年:18.9%、2021年:19.4%)となっていました(図表データ記載なし)。

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*「2021年全体」は、調査の回答日までに2021年度の「胃がん検診」を受診していない人。「今年度中(2022年3月まで)の受診予定者(1,022人)」と「「わからない」と回答した人(3,600人)」を含む
**2021年調査のみ

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