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女性のリーダーシップを推進するWLI(WOMEN'S LEADERSHIP & INCLUSION)の取り組み

WLIの活動に取り組む女性社員たち

WLIとは?~ジェンダーダイバーシティと女性のリーダーシップを推進するERG(社員の自主的な活動)

 
ジョンソン・エンド・ジョンソンでは1886年の創業当時から女性たちが様々な偉業を成し遂げ、企業を発展へと導く大きな力となってきました。
WLI(Women’s Leadership&Inclusion)は、ジョンソン・エンド・ジョンソンのERG(Employee Resource Group=社員の自発的なグループ)の1つで、会社と女性社員双方で責任を分かち合うという考えのもと、1995年に米国で始まった女性のリーダーシップ推進活動です。
 
日本では2005年に活動がスタートし、一人ひとりが性別・経歴・ライフスタイルにかかわらず、自分の役割を最大限に発揮できる環境づくりを進めてきました。2024年1月時点では270名のメンバー(男女比5:5)が活動しています。WLIには以下の3つのピラーが存在します。

  • インクルージョン
  • コミュニティ
  • アドバンスメント

「インクルージョン」はアライシップや学びのサポート、環境サポート活動を行います。「コミュニティ」では、社員が1人の人間同士としてつながる機会を提供し、ママ交流会や、閉経期のヘルスケア・男性更年期に関する勉強会など医学×DE&Iの企画、「アドバンストメント」はおもにキャリアプラン設計のサポートやアドバイスを行っています。 

ジョンソン・エンド・ジョンソンのWLIの大きな特徴は、女性が女性のためだけに行うのではなく、男性社員も数多く参画している点で、男性マネジャー向けのアンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)のトレーニングや男性育休に関するセミナーなど、女性、男性にかかわらず、全員がDE&Iを推進する意識を持つためのプログラムも数多く実施しています。
 
これらの活動の根底にあるのは、1943年以来、ジョンソン・エンド・ジョンソンの企業理念・倫理規定として受け継がれてきた「我が信条(Our Credo)」です。
このうち「第二の責任」には、全社員に対し“社員一人ひとりが個人として尊重され、受け入れられる職場環境を提供しなければならない。社員の多様性と尊厳が尊重され、その価値が認められなければならない。”と明記されています。この「我が信条(Our Credo)」の精神に基づいて、WLIをはじめとする各ERGでも性別や属性を問わずさまざまな社員が参加・活動しているのです。

WLIのビジョンとパーパス

 

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WLIのビジョンは、競争力を高め、人々の健康の未来に貢献するために、グローバルの事業全体でジェンダーダイバーシティ(もしくは、「性差をなくす」)を実現することです。
ビジョンは、女性の活躍を推進する多様で公正性のある、包括的な組織環境を醸成します。

DE&Iのエクイティ(公正)の本質である「誰もが自分の能力を最大限に発揮できる環境の中で公正に評価され、チャレンジできること」のように、一人ひとりがキャリアを含めゴールを達成するために、本当に必要なものを提供、社内の文化醸成にコミットしています。

WLIの活動内容

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WLIでは、キャリア構築の支援活動や、育児や介護をテーマにしたイベント、アンコンシャス・バイアスワークショップなど、多様な取り組みを定期的に開催しています。
 
キャリア構築支援活動
WLIでは、自分らしいキャリアの実現をサポートする活動を行っています。ワークショップへの参加の機会を提供し、将来に向けての新たな一歩を踏み出すことを支援しています。
 
たとえば、「J キャンプ」と名付けられたキャリア形成サポートのプログラムは、100日間でメンターとのワークショップなどを通じ、自身を阻むもの「インナークリティック」を見つけ、引き出していきます。参加者にはメンターがつき、深掘りします。参加者同士が話し合うことでやりたいことが見えてきます。
 
参加者からは、「今までやりたいことが分からなかったけれど、何が本当の望みを阻んでいるのかに気付いた」「プライベートも見直すきっかけとなった」などの声が寄せられています。
 

WLIと女性営業ネットワーク
事業部を超えた女性営業のネットワークを構築する機会を提供することで、女性営業同士の横のつながりを強化する働きかけを行っています。この活動を継続・拡大することで、女性が営業職として最大限のパフォーマンスを発揮できる環境づくりを推進していきます。
 
ワークショップの企画、実施
WLIでは、アンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)解消などを目的としたワークショップの企画、実施を行っています。
 
新入社時や、年に1度全社員を対象に、オンライン形式で、女性だけでなくLGBTQ+など様々なソーシャルマイノリティに関するケーススタディや研修を行ったり、男性の育休について「取りづらさ」の正体を話し合うワークショップも開催したりと、各組織で適切に議論が展開できる仕組みづくりを強化しています。
 
トップダウン形式ばかりでなく社員から生まれる活動で、多くの人がワークショップを受講することにより、性別に左右されない職場環境の実現を目指しています。
 
イベント実施
WLIでは、国際女性デーや父の日に合わせたイベント、出産・育児、介護、更年期など様々なトピックスでイベントを開催しています。

 
女性のリーダーシップ推進へのステップとして、社員一人ひとりが仕事や人生における目標を設定し、キャリアを考える際に重要となる「つながり」を持ち、「ポジティブで充実した気持ち」になる機会を提供することが必要だとWLIは考えています。

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