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人生100年時代の
ヘルスリテラシー調査
人生100年時代の
ヘルスリテラシー調査

 
 
国際調査結果に関する資料(ニュースリリースニュース参考資料レポート)と、国内調査結果に関する資料(ニュースリリースヘルスリテラシー白書)をご参照ください。

1.ヘルスリテラシーの重要性

「人生100年時代」を迎えた現代社会では、健康・医療の重要度がこれまで以上に増していきます。
私たちが「自身にとって最も健康で幸せな人生を送る」ためには、情報を正しく判断し、適切な選択や行動をして、デジタルテクノロジーを含めたさまざまなリソースをうまく活用していく「力」、すなわち、ヘルスリテラシーが大切になってきます。
 日本は、他国と比較して、単に寿命を延伸したい人より健康寿命を延伸したいという人が多く、そのギャップが6か国中1番大きくなっています。しかし、その実態を紐解いていくと、健康寿命を伸ばしたいという将来を描きながらも、そのために必要な、情報の正しい判断・適切な医療機関の受診・受診時の医師とのコミュニケーションを実践できていると感じている人の割合は、6か国の中でも少ないことが分かりました。

※日本以外の調査対象国は、保健医療レベルの水準、提供される保健医療サービスの種類・方法、家庭医制度の有無、経済レベルなどを含めて検討したうえで、インターネット調査における大都市圏での同数サンプル確保が可能であった5か国を選定しました。

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日本はヘルスリテラシーに関する自己評価は6か国中最も低い一方で、単純な寿命よりも健康寿命を延ばしたいというマインドを持っている人が多い傾向です。

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情報の判断をどうしたらいいかわからない、不調を感じたときに様子をみてしまう、そんな結果も浮き彫りになっています。

健康寿命の延伸には、毎日の気づきや習慣も重要です。健康情報を入手し、理解し、評価し、活用するための知識、意欲、能力である「ヘルスリテラシー」。このプロジェクトでは、ヘルスリテラシーを高めていくためのサポートツールをお届けします。興味のある情報やツールがありましたら、ぜひご覧ください。
 

2.日本のヘルスリテラシーの現在地と先進国の現状 

情報収集・判断

~適切な情報収集・判断~
  
あなたの健康状態に不安があるとき、またはあなたの家族や友人が病気になった時、どのように医療情報を入手していますか?
日本では「いろいろな意見があり判断しづらい」「情報の判断基準がわからない」という人も多く、病気の治療法に関する情報を正しく判断できると回答したのは半数程度でした。
一方で、アメリカ・フィンランド・イギリスは8割以上が正しく判断できると自己評価しています。

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医療情報と向き合う際、適切な判断や理解をするためのヒントは以下を参照ください。
 
 
【適切な情報収集のために】
医療・健康情報と向き合う際、適切な判断や理解をするために必要な考え方をご紹介します。
  
  

 

行動

~早期発見に向けた行動~

健康診断やがん検診を定期的に受けることで疾患の早期発見につながったり、適切なタイミングで医療機関にかかることで治療の選択肢が広がったりすることもあります。不調を感じた際の行動では国によって違いがあることがわかりました。日本・フィンランドは「様子をみる」人が最も多いのに対して、中国・アメリカ・オーストラリアは「医療機関を受診する」人が多く、全ての国で「ウェブサイトを調べる」人が多いことがわかりました。

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疾患の早期発見に向けた健康診断やがん検診のメリット、制度に加えて、医療受診の重要性を確認しましょう。
 
 
【早期発見に向けて行動するために】
健康診断、がん検診、体調不良のときなど、適切な医療受診のために役立つ情報をお伝えします。
 
  
 

コミュニケーション

~医療者と納得のいく対話~
 
医療機関を受診する際、医療者とのより良いコミュニケーションが、納得のいく治療につながりやすいと考えられます。

しかし日本では、受診時の医師とのコミュニケーションにおいて、「医師と話す前に、医師と話すことや質問したいことを整理している」人は半数以下で、治療後の日常生活のQOLを踏まえてコミュニケーションできている人も少ないことがわかりました。

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以下では、医療者と納得のいく対話をするために「大切にしたいこと」「ご自身の考え」を整理できるチェック項目を掲載しています。ぜひご活用ください。
 

【医療者と納得のいく対話をするために】
納得のいくケアや治療方針を相談するために、自分の考えを整理して伝えるヒントをご提供します。

  
  

デジタル活用

~デジタルツールの有効活用~
 
デジタルツールを使って健康状態を把握しているかを聞いたところ、日本は6カ国中で最下位の39.2%でした。また、「医療(診察・診断・治療等)におけるデジタル化」について、「デジタル化やデータ活用が進むことは望ましい」と回答した人も約4割でした。

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デジタル化がますます促進される中で、医療の分野でもデジタルテクノロジーをうまく活用していく「力」が健康管理やよりよい医療の選択に役立つかもしれません。

国内47都道府県別調査結果について
2024年7月30日、日本国内47都道府県の20代~60代男女11750人の結果を都道府県別にとりまとめた「人生100年時代のヘルスリテラシー白書」を公開しました。本件のニュースリリースもご参照ください。

国際調査資料

国内調査資料

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