助成開始年度 | 助成団体名 | 団体サイト |
2022- | ローランズプラス | 公式サイト |
2020- | 特定非営利活動法人 ピースウィンズ・ジャパン | 公式サイト |
2019- | 特定非営利活動法人 石巻復興支援ネットワーク | 公式サイト |
2015- | 公益財団法人 米日カウンシル―ジャパン | 公式サイト |
※2022年4月現在
ストレスを抱える女性の自己回復力向上のための 人材育成事業プロジェクト
石巻の女性たちが、いきいきと活躍できるように
東日本大震災以降、石巻市では多くの女性が心に傷を抱えており、育児や就労を継続することが難しくなっています。
NPO 法人石巻復興支援ネットワークは、そうした女性に寄り添い、彼女たちがストレスと上手に付き合いながら回復する力を身につけられるようにサポートする指導者を育ててきました。
本プロジェクトは、新たな手法の研修と講座を導入し、人材育成を強化することを目的としています。
1年目の2019年はレジリエンスやメンタルヘルスケア入門研修、認定パーソナルコーチ養成講座を実施。2年目からは、学んだことを他の女性に指導できるようなトレーニング機会を提供し、自らストレス対処と自己回復ができる女性を増やしていきます。「女性がいきいきと活躍する地域の実現」というゴールを目指し、「やっぺす(一緒にやりましょう:石巻の方言)」の気持ちで地元の女性たちと共に頑張っていきます。
JCI伴走者
ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社
ビジョンケア カンパニー
社長室
佐々木 紀夫
私が生まれた街でもある震災で被害を受けた宮城県石巻市のためにできることはないかと思い、JCI 助成プログラムで採択されたプロジェクトの伴走支援をしています。故郷の人たちとつながる縁をいただいたことに感謝し、これからも長く関わっていきたいと思います。
TOMODACHI J&J 災害看護研修プログラム
被災地医療・看護の基盤強化を目指す
医療や看護に携わる人々の成長を支えることで、東日本大震災の復興の一助になりたい――本プログラムは、そのような思いから始まりました。プログラム名は、東日本大震災時のアメリカ軍による「TOMODACHI 作戦」に由来。その内容は、東北の被災地で看護に従事する看護師の能力向上、およびリーダーシップの構築です。2018年までは被 災 地 の学生に限って受講者を募っていましたが、 2019年から は参加対象を日本全国の看護学生および大学院生に拡大。関東圏を含む8名の学生が参加しました。さらに、復興支援や災害看護師育成にとどまらず、プログラム卒業生が自らの学びを次世代の参加者に伝える、学びの継承イベントを実施しました。災害大国と言われる日本において、災害看護分野のリーダーを育てることで、 災害に強い医療・看護基盤をつくり、より良い社会環境の創造につなげていきたいと考えています。
JCI伴走者
ヤンセンファーマ株式会社
メディカルアフェアーズ本部
坪井 圭子
震災経験を前向きな力に変えて地域に貢献しようという看護学生の志と、プログラムを通じた成長に、毎年心を打たれます。また、メンターや日米の看護師・医療関係者たちがボランティアとして運営に関わり、このプ ログラムを育ててくれていることに感謝しています。