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ウィズコロナ時代
医療受診のヒント集

新型コロナウイルス感染症の流行で新たな生活様式が定着する中、医療受診のあり方も変わってきています。
感染を恐れて受診を避けるのではなく、自分の健康状態をきちんと把握するためにも適正なタイミングでの受診が重要です。これからの時代の医療受診について、まずは基本情報からお伝えします。

※本ページの内容は、各種機関の情報を参照した上で作成しています。なお、政府や自治体から要請や呼びかけが出ている場合はそれに従い、事前に実施機関(医療機関)にお問い合わせください。

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『みんなで安心マーク』をご存じですか?

新型コロナウイルス感染症予防対策の一環から生まれた『みんなで安心マーク』をご存じですか?これはコロナ禍でも患者さんが安心して来院できるよう、厚生労働省協力のもと、日本医師会が作成した感染防止対策チェックリストの全てを実践している医療機関に発行されるマークです。基本的な施設内での対策や発熱症状のある患者さんへの対応、医療従事者における感染予防の取り組みなど、患者さんに分かりやすく、医療機関全般に共通する特に重要な9つのチェック項目が設けられています。ひとくちに新型コロナウイルス感染症予防対策といっても、外からではなかなか分からないもの。日本医師会が発行する『みんなで安心マーク』は、対策をきちんとしている病院の見分け方の目安になるでしょう。なお、本項の記述にあたっては、公益社団法人 日本医師会「みんなで安心マーク」についてを参照しました。詳細は参照元サイトをご確認ください。

2

知っているようで意外と知らない?待合室の感染予防対策

病院の待合室で新型コロナウイルスに感染するかもしれない、と不安に感じている方がおられるかもしれません。待合室での感染防止対策は、患者さんにとって大きな関心事の一つといえるでしょう※1。日本医師会は、新型コロナウイルス感染症に関する外来診療ガイドをまとめています。その中の感染予防対策として、受付と待合室を透明ビニールやアクリルのパーティションで仕切る、院内全域の換気を行う、待合室のイスの間隔を空ける、ドアノブやトイレの便座といった患者さんが触れやすい部分を定期的に清拭(せいしき)するなどが挙げられています。対策方法は医療施設によって異なるため、ご不安なことがある場合は事前に受診予定の病院へ問い合わせることも方法の一つでしょう。

※1 公益社団法人 日本医師会「第7回 ⽇本の医療に関する意識調査」について
※2 公益社団法人 日本医師会「新型コロナウイルス感染症 外来診療ガイド 第2版」

3

感染の疑いがある場合の対応は『分離・動線・消毒』


日本医師会がまとめた新型コロナウイルス感染症に関する外来診療ガイドでは、新型コロナウイルスに感染した疑いのある患者さんが来院した場合は、できるだけ他の患者さんと接触しないように動線を分けるなどの取り組みを推奨しています。診察場面においてはサージカルマスクとアイゴーグルを着用し、換気を徹底する、感染疑いのある患者さんが部屋から出た後は清掃と消毒をするなど、適切な感染防止策をした上での診察も呼びかけています。院内に感染リスクのある患者さん用の動線が確保できない場合は、他の病院を紹介するなど『分離・動線・消毒』を徹底するよう書かれています。

公益社団法人 日本医師会「新型コロナウイルス感染症 外来診療ガイド 第2版」

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医療従事者の感染予防対策について

医療機関で働く医療従事者の方々の感染予防対策についても、関心は高いかもしれません。日本環境感染学会がまとめている新型コロナウイルス感染症に関する対応ガイドは、全ての患者さんの診療において手指消毒や咳エチケットを徹底する、また感染の疑いのある患者さんの診療においては、サージカルマスクとアイゴーグル、手袋などの個人防護具を着用の上、診察を行うよう求めています。※1,
日本医師会が作成した『みんなで安心マーク』は、サージカルマスクの着用や、手指衛生、毎日の検温をスタッフが行っているか、なども発行に必要な感染防止対策チェックリストの項目に盛り込まれています。対策をきちんとしている病院の見分け方の参考になるでしょう。※2

※1 一般社団法人 日本環境感染学会「医療機関における新型コロナウイルス感染症への対応ガイド 第3版」
※2 公益社団法人 日本医師会「みんなで安心マーク」について

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小さな思いやりとマナーが命を守る


コロナ禍において、一人ひとりが感染防止に努めることは、自分の命を守るだけでなく、家族や友人、医療従事者の皆さん、そして周りの人々の命を守ることにつながっています。例えば、病院に行く前のマナーもその一つ。受診前には予約可能かどうか、どんな対策を立てているかなどの確認をする、例えば微熱があるなど自分の症状で心配なことがあれば事前に病院側に伝え、受診について相談する、など。また、通院時など外出の際には体温測定、マスク着用、手指の消毒さらに、なるべく密を避ける、大声で話さないなどのマナーに気をつけるよう政府が呼びかけています※1。私たち一人ひとりがマナーを守ることで、よりよい受診環境を実現していきましょう。

※1 厚生労働省「国民の皆さまへ (新型コロナウイルス感染症)」