Skip to content
Heart icon (animated) heart icon (static)
シェア

倫理・コンプライアンス

1932年から1963年まで会長を務めたロバート・ウッド・ジョンソンJr.は、「企業が雇用、建設、販売、購入などを行う場合、その行為は常に人々のためであると同時に企業自身のためでもあり、その行為に対して完全な責任を負う用意がなければならない」ことを強調しています。

この企業哲学にあるように、ジョンソン・エンド・ジョンソンは関わりを持つ人々に対する責任を有しています。人々は私たちの製品を使用すると同時に、製品を作り出す手助けをしてくれると考えています。

「我が信条(Our Credo)」に込められた価値観に従って確実にビジネスを実践できるよう、ジョンソン・エンド・ジョンソンは世界中のグループ社員に何を期待するかを明確にしたポリシーを定めています。

ビジネスの実践に関するポリシー

ビジネスの実践に関するポリシーが社内規則の中心におかれています。このポリシーは、ジョンソン・エンド・ジョンソンの事業の価値観ならびに世界中で事業を展開する各地の法及び規制に従ってどのように行動すべきかを明確に指し示しています。社員一人ひとりがこのポリシーに従う必要があります。マネジャーは部下にポリシーの遵守を明確に要求し、毎年、社員が要求事項を理解し、従っていることを保証しなければなりません。社員には禁止行為や違法行為について報告することが求められ、世界中のジョンソン・エンド・ジョンソンの事業会社に設けられた専用電話を用いて匿名で報告することができます。また、社員は直接ニュージャージーの本社にメールで苦情を訴えることもできます。

ジョンソン・エンド・ジョンソンのポリシーは多くの言語に翻訳され、内部監査プログラムの一環としてコンプライアンスの評価が行われます。ポリシーには以下のように規定されています。

・各事業会社の製品及びサービスの販売ならびに供給者からの製品及びサービスの購買は、品質、価格及びサービスのみに基づいて行うこととし、決して金銭、贈答品、接待または便宜の授受に基づいてはならない。
・会社の資金、資産及び情報は決して違法な目的または個人的な利益のために使用してはならない。
・会社の利益と相反する関係や事業行為に影響を及ぼすような関係は避けなければならない。
・会社のすべての資金及び資産は正確に開示し、記録するものとする。
・製品が販売される国以外にある提携関係にない流通業者または販売代理店には支払いを行ってはならない。

法及び規制の遵守

ビジネスの実践に関するポリシーでは、事業の遂行に関する基準を定めることに加え、グループ各社の経営層及び社員が事業を行う国の法及び規制に従うことも要求しています。ポリシーには重要な問題に関して社員に許される行動が規定され、会社の方針が示されています。

規制に関する社員の理解を深め、それらの遵守を徹底するためのトレーニングプログラムが設けられています。ジョンソン・エンド・ジョンソン及びそのグループ企業の社員は自身及び事業活動に適用される以下のようなすべての法を遵守する責務を負っています。

企業間の公正な競争を保護する反トラスト法及び競争法
環境法及び規則
米国における医療従事者との関係ならびにヘルスケア製品の開発、製造、承認申請、販売及びマーケティングの実施について規定したヘルスケアコンプライアンス規則
労働時間、報酬、機会、人権、労働条件、差別及びハラスメント、整理整頓された安全な労働環境ならびに若年者の雇用に関する雇用及び労働法、ならびにジョンソン・エンド・ジョンソンのポリシー
会社に関する重要な公開情報の完全、公正、正確、適時かつ理解可能な方法での開示を要求し、重要な未公開情報に基づく株式の売買を違法とする米国の証券法
政治活動及び政治献金について規定したすべての法及び規制
他者の機密情報の尊重について規定した営業秘密保護法

公務員とのビジネスについて

ジョンソン・エンド・ジョンソングループ企業の社員は、公務員及び政府資金により運営される機関で働く医療従事者とビジネスを行う際、該当する法及び規制ならびにジョンソン・エンド・ジョンソンのポリシーに従わなければなりません。

国際的なビジネスに携わる社員は、海外腐敗行為防止法(Foreign Corrupt Practices Act; FCPA)ならびに事業活動を実施する相手国の汚職防止法及び贈賄禁止法を遵守する責任があります。この米国法では米国企業または米国人が取引の獲得または維持を目的として外国の公務員に贈賄または贈賄の申し入れを行うことを禁じています。

ジョンソン・エンド・ジョンソンの「誠実な国際ヘルスケアビジネスの手引き(International Health Care Business Integrity Guide)」及びビジネスの実践に関するポリシーには、腐敗防止の方針が明確に示されています。社員が海外腐敗行為防止法を理解し、同法を遵守するのを助けるため、多言語によるトレーニングを実施しています。

AAALAC International*1による完全認証取得について

医薬品および医療機器については、より安全な治療の提供や、医療技術の進歩を目的として、実験動物を用いる場合があります。実験動物を倫理的かつ人道的に扱う責任を担うジョンソン・エンド・ジョンソン グループは、動物の人道的な取扱いに関するガイドライン「Guideline On The Humane Care & Use of Animals (動物の人道的な取り扱いと使用に関するガイドライン)」*2を導入し、全世界でこれを遵守するよう定めています。

同ガイドラインに基づき、2016年6月28日にジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社メディカル カンパニー(当社)が設立したジョンソン・エンド・ジョンソン インスティテュート(東京サイエンスセンター)が、11月7日には同ジョンソン・エンド・ジョンソン インスティテュート(須賀川)が、それぞれAAALAC International(国際実験動物ケア評価認証協会、以下「AAALAC」)から完全認証(Full Accreditation)を取得しました。

当社では、やむを得ない理由で実験動物の使用が必要となる場合には、「3Rsの原則」(「Replacement」(代替法の利用)、「Reduction」(動物利用数の削減)、「Refinement」(苦痛の軽減))を徹底すると共に、日本における関係法令である「動物の愛護及び管理に関する法律」、および「厚生労働省の所管する実施機関における動物実験等の実施に関する基本指針」、環境省の「実験動物の飼養及び保管並びに苦痛の軽減に関する基準」を遵守し、当社の動物実習等委員会(IACUC =Institutional Animal Care and Use Committee)の審査のもと、その動物を倫理的かつ人道的に取り扱うこととしています。

*1:AAALAC (The Association for Assessment and Accreditation of Laboratory Animal Care) International:任意の認証プログラム、プログラムの状況評価サービスおよび教育プログラムを通じて、科学社会における動物の人道的な取り扱いを推進する、民間の非営利団体.

*2:参照「Humane Care and Use of Animals Policy」(英文) 詳細はこちら

ソーシャルメディア・コミュニティ・ガイドライン

ジョンソン・エンド・ジョンソン日本法人グループは、複数のソーシャルメディアチャネル(以下「ソーシャルチャネル」)を運営しており、有益な情報を共有するコミュニティ創りを目指しています。また、当社はソーシャルチャネルの運営においては透明性の担保に努めています。ユーザーの皆さんには、ミュニティ・ガイドラインを遵守いただくようお願いいたします。

詳細はこちら

Back to top