A.T.
Johnson & Johnson Innovative Medicine
肺高血圧症事業本部 MR職
2018年中途入社
希少疾患という領域のやりがい
私は現在、MRとして希少疾患の一つである「肺動脈性肺高血圧症」の薬剤を担当しています。この疾患は症状がわかりづらく、希少疾患です。そのため、医薬品の有効性や安全性の情報提供を行うMRの主な業務に加え、医療従事者を対象とした勉強会の開催、大学病院と周辺の中小病院やクリニックの連携を支援する取り組みなども大切な仕事です。希少疾患に携わるMRとして患者さんのために貢献できることにやりがいを感じる一方で、少しでも怠れば医師や患者さんのもとへ適切に治療薬を届けることができないため、とても重要な役割を担っているという意識を持って日々の業務にあたっています。
多様性への寛容が根付いている企業文化の素晴らしさ
当社には、コア・ バリューである我が信条(Our Credo)のもと、社員自身が裁量と可能性を広げていける環境があります。多様性に対する受容度がとても高く、子育てや介護、障害、LGBTなど、立場に関わらず組織として受け入れる体制ができているのは、素晴らしい企業文化であり大きな魅力です。私自身、シングルマザーの道を選択しましたが、そのことが気になる場面は全くなく、自由度のある働き方が認められているため、一人で仕事と子育てを両立できるだろうかという不安がなくなりました。また、社内には特定のダイバーシティ領域に関する啓発などを行うグループが多数あり、私はその中でもLGBTQ+をサポートする「Open & Out」※の活動に参加しています。啓発セミナーなどを通じてLGBTQ+に対する誤解や思い込みに気づいてもらえると本当に良かったと思いますし、仕事以外のライフワークとして充実感にもつながっています。
※Open & Out:才能のある LGBTQ+ の方々を迎え入れ、定着させ、そして育てることをミッションとし、従業員が常に最善を尽くすことができるよう、インクルーシブな文化を醸成し、社内外のコミュニティに対して変革をもたらすために活動しているグループ。
可能性を広げるため、MBA取得に挑戦
現在はMBA取得に向けて、会社の補助制度を活用して語学学校に通い、英語力を磨いています。オンラインを活用し、仕事と並行して勉強することになるため、事前に3人の上司に相談したところ、全員が「是非やりなさい」と勧めてくれました。一人ひとりの希望に寄り添い、新しい挑戦に対して前向きなリアクションを後押ししてくれる社風が、社員の成長を促す原動力になっていると思います。現在の仕事も充実しているので、マネジメント業務にも興味がありますが、将来的にはジョンソン・エンド・ジョンソングループ内でさまざまな職種にチャレンジしてみたいという想いもあります。女性として、小さな子どもを持つシングルマザーとして、どんなバックグランドでも自分らしく、楽しく働けるということを示すロールモデルになることが、いまの目標です。