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ジョンソン・エンド・ジョンソン
新型コロナウイルスによる
世界の公衆衛生上の脅威に対応する
多角的な取り組みを開始
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新型コロナウイルスによる
世界の公衆衛生上の脅威に対応する
多角的な取り組みを開始
ワクチンの開発に着手し、研究用の抗ウイルス薬を中国に提供

2020年2月4日

本プレスリリースは、2020年1月29日に、米国ジョンソン・エンド・ジョンソンが発表したプレスリリースを翻訳・編集し、皆さまのご参考に提供するものです。本資料の正式言語は英語であり、その内容および解釈については英語が優先します。本資料(英文)については、こちらをご参照下さい。なお、本文中には日本未承認薬、未承認適用症に関する資料が含まれています。

 ニュージャージー州ニューブランズウィック(2020年1月29日)--
 ジョンソン・エンド・ジョンソンは本日、ヤンセン ファーマシューティカル カンパニーズ(以下、ヤンセン)にリソースを結集し、新型コロナウイルス(別名2019-nCoVまたは武漢コロナウイルス)感染症の流行に対する多角的な取り組みを開始することを発表しました。その一環として、ジョンソン・エンド・ジョンソンは新型コロナウイルスに対するワクチン候補の開発に着手するとともに、他の機関と幅広く連携して抗ウイルス療法のライブラリのスクリーニングを行います。新型コロナウイルスに対して抗ウイルス活性を持つ化合物を特定することが、現在の流行に対する速やかな解決策として有効であると考えられています。

 ジョンソン・エンド・ジョンソンの執行委員会副議長兼最高科学責任者であるポール・ストッフェルズ医学博士は、次のように述べています。「ジョンソン・エンド・ジョンソンは、既存および新興の感染症との闘いに長年に渡って尽力しており、私たちが最も貢献できる分野において世界的な取り組みを支援しています。私たちは、当社の研究プラットフォーム、既存の科学的知識および感染症の流行に関する専門知識を最大限に活用し、この公衆衛生上の脅威を阻止するべく、世界中の規制当局、医療機関、公共機関およびコミュニティと連携しています。今回の新たな病原体の流行を受け、世界の潜在的なパンデミックの脅威に確実に対応できるよう、準備、調査および対応に投資することの重要性が一層高まりました。」

 ワクチンプログラムにおいては、最適なワクチン候補の迅速な生産拡大を可能にするヤンセンのAdVac®およびPER.C6®テクノロジーを活用します。これらは、ヤンセンのエボラ治験ワクチンの開発および製造に用いられたテクノロジーで、コンゴ民主共和国およびルワンダにおいて現在使用されています。また、ジョンソン・エンド・ジョンソンによるジカウイルス感染症、RSウイルス感染症およびHIV感染症に対する予防ワクチン候補の創製においても使用されています。

 ジョンソン・エンド・ジョンソンによる多角的なアプローチとしてはこのほか、新型コロナウイルス感染例の生存や重症感染者における重症度の緩和に既存の医薬品が使用可能であるかを判断すべく、コロナウイルスの病態生理における既知のパスウェイを再調査する取り組みが挙げられます。ヤンセンはまた、新型コロナウイルスに対するソリューションの発見に向けた研究の取り組みを支援するため、 HIV感染症治療薬 「ダルナビルエタノール付加物/コビシスタット配合錠」300箱を上海市公共衛生臨床センターおよび武漢大学中南病院に寄付しました。さらに、実験室での研究(新型コロナウイルスに対する抗ウイルス特性の薬剤スクリーニング)用として、中国疾病予防管理センターに50箱を寄付しました。これらの薬剤は既に送付済みであり、追加の寄付が必要な場合には、あらゆる医療機関や組織と連携して新型コロナウイルスに対するソリューション発見の取り組みを積極的に支援します。

 上海市公共衛生臨床センターおよび武漢大学中南病院からの今回の要請は、ダルナビルエタノール付加物/コビシスタット配合錠のプロテアーゼ阻害剤成分であるダルナビルを含む、新型コロナウイルスに対して潜在的に有効な30の化合物の調査に関する上海マテリアメディカ研究所および中国科学院の勧告に沿って行われたものです。事例報告によれば、プロテアーゼ阻害剤は過去に、コロナウイルスに伴う重症急性呼吸器症候群(SARS)に対して潜在的に良好な臨床反応を示したことが判明しています。1

 中国における現在の新型コロナウイルス感染症の流行に対応すべく、ジョンソン・エンド・ジョンソンでは研究開発を促進しています。世界保健機関は現在、中国本土全体で新型コロナウイルス感染症の症例を確認しており、オーストラリア、カンボジア、カナダ、フランス、ドイツ、香港、日本、マカオ、マレーシア、ネパール、韓国、シンガポール、スリランカ、台湾、タイ、アメリカおよびベトナムを含む世界の国々や地域においても症例が確認されています。2,3 新型コロナウイルス(2019-nCoV)は、呼吸器系を攻撃するコロナウイルスと呼ばれるウイルスのグループ分類名に由来しています。

 ダルナビルエタノール付加物/コビシスタット配合錠は、ヒト免疫不全ウイルス(HIV-1)感染症の治療に際し、中国をはじめ多くの国々で承認されている処方薬です。新型コロナウイルス感染症の治療における同治療薬の安全性と有効性は証明されていないため、さらなる研究を行う必要があります。コビシスタットはギリアド・サイエンシズ社の製品です。特定の適応症および処方情報に関しては、自国の保健当局にお問合せください。


ジョンソン・エンド・ジョンソンについて
私たちジョンソン・エンド・ジョンソンは、健康こそが豊かな人生の基盤であり、地域社会の繁栄と、発展を促す原動力であると考えています。 この信念に基づき、130年を超える長きにわたり、私たちはすべての世代の、人生のあらゆる段階の人々の健康を支えてきました。今日、世界最大級で広範な拠点を有するヘルスケア企業としての強みを最大限に活かし、世界中の誰もが、どこにいても、心身の健康と健全な環境を享受することができるよう、私たちは適正な価格でヘルスケアにアクセスできる、より健全な社会の実現に向けて努力しています。ジョンソン・エンド・ジョンソンは、私たちのこころと科学の力、画期的な発想力を融合させ、ヘルスケアを飛躍的に進化させるべく取り組んでいます。


ヤンセンについて
ヤンセンが目指すのは、病が過去のものになる未来をつくることです。
治療が困難な病を過去のものとするために、科学の力で病に打ち克ち、画期的な発想力で多くの人々に薬を届け、真心を持って癒し希望を与えます。私たちはがん、免疫疾患、精神・神経疾患、ワクチン・感染症、代謝・循環器疾患、肺高血圧症の分野で貢献ができると考え、注力しています。
ヤンセンに関する詳しい情報はwww.janssen.com/japan/をご覧ください。
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ヤンセンファーマ株式会社は、ジョンソン・エンド・ジョンソンの医薬品部門であるヤンセンファーマグループの一員です。


参考文献

  1. Chu CM他著 『SARSの治療におけるロピナビル/リトナビルの役割:ウイルス学的および臨床的初期所見』 Thorax. 2004;59:252-256.
  2. 世界保健機関(WHO)『新型コロナウイルス (2019-nCoV)状況報告8』 2020年1月28日https://www.who.int/docs/default-source/coronaviruse/situation-reports/20200128-sitrep-8-ncov-cleared.pdf?sfvrsn=8b671ce5_2 最終アクセス日:2020年1月
  3. イギリス政府『武漢の新型コロナウイルス:疫学、ウイルス学的所見および臨床的特徴』 https://www.gov.uk/government/publications/wuhan-novel-coronavirus-background-information/wuhan-novel-coronavirus-epidemiology-virology-and-clinical-features  最終アクセス日:2020年1月

【本件に関するお問い合わせ先】
ヤンセンファーマ株式会社 コミュニケーション&パブリックアフェアーズ部
TEL:03-4411-5046 FAX: 03-4411-5050  E-mail:JP-PR@its.jnj.com