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エイエムオー・ジャパン株式会社

白内障手術後の視力を遠方から近方まで連続的範囲で維持する
連続焦点/Full Visual Range眼内レンズを11月14日発売
白内障手術後の視力を遠方から近方まで連続的範囲で維持する
連続焦点/Full Visual Range眼内レンズを11月14日発売

新テクニスシリーズ、ハローなどの夜間光視症を抑え、昼夜を問わず質の高い見え方を追求

報道関係者各位

2024年11月7日

ジョンソン・エンド・ジョンソン日本法人グループの一社であるエイエムオー・ジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:岩重 恵子)は、連続焦点 / Full Visual Range眼内レンズ1 「テクニス オデッセイオプティブルー Simplicity注1」と、乱視矯正機能付き連続焦点 / Full Visual Range眼内レンズ「テクニス オデッセイトーリックⅡ オプティブルー Simplicity注2」を2024年11月14日に全国発売いたします。 

新製品は、白内障手術用多焦点眼内レンズの新たなスタンダードとして、遠方から近方まで連続的範囲で視力を維持します2。また、ハローなどの夜間光視症を抑え3、昼夜を問わず質の高い見え方を追求しました4。現代の白内障患者さんが求める高品質な視力を全距離で提供します。

注1)販売名:テクニス オデッセイ VB Simplicity、医療機器承認番号:30600BZX00024000
注2)販売名:テクニス オデッセイ TVB Simplicity、医療機器承認番号:30600BZX00025000

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【テクニス オデッセイオプティブルー 4つの特長】

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【テクニス オデッセイオプティブルー 独自技術】

  • 長期安定性
    本製品は素材の合成工程と成型工程を分離するダイヤモンドクライオレースカット製法で製造した独自の疎水性アクリルレンズを採用しています。これにより、レンズ内部に小粒子が輝いて見える症状やレンズ表面が白く濁るといった不具合の発生を抑え、10年以上の長期にわたって高い透明性を維持します。
  • 眼全体の球面収差をほぼゼロに低減
    平均的な角膜は+0.27μm(マイクロメートル)の球面収差6を持っており、テクニスの-0.27μmの球面収差を付加することにより眼全体の球面収差をほぼゼロに低減させます。球面収差がなくなることで、光線が網膜上に集束し、よりシャープな像を得ることが期待できます。
  • 高いコントラスト感度
    当社独自のアクリル素材はレンズによる色収差の増加を抑制し、高いコントラスト感度を提供します。
  • Tri-Fix 3点固定方式
    レンズを支持部と光学部の3点で固定するデザインが、予測屈折値をズレにくくし、長期にわたる安定性、中心固定性を高めます。

白内障と眼内レンズについて
国内における白内障の手術件数は、年間約180万件とされており、外科手術の中で最も多く行われている手術です7。白内障は加齢などにより眼の中のレンズの役割を果たす水晶体が白く濁って見えにくくなる病気で、50代で約40%、60代で約70%、70代で約90%、80代では100%に近い方が発症するとされています8。白内障の手術では白く濁った水晶体を吸引除去し、その代わりとなる人工の「眼内レンズ」を挿入します。眼内レンズは、1ヵ所にピントを合わせる「単焦点眼内レンズ」と複数の距離にピントを合わせる「多焦点眼内レンズ」に分けられます。多焦点眼内レンズは、白内障手術後にあまり眼鏡を使いたくない方に向いており、焦点が遠方・近方の2ヵ所に合う2焦点型、焦点が遠方・中間・近方の3ヵ所に設定されている3焦点型と呼ばれるレンズがあります。

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人生100年時代と言われる今、年齢を重ねてもアクティブに過ごす高齢の方が増えています。スマートフォン等のデジタルデバイスの普及に伴い、白内障患者さんのライフスタイルやニーズも多様化しています。50~70代の男女を対象とした当社調査9によると、生活行動を近距離・中間距離・遠方距離と分けた場合に、約4割10が中間距離の行動(デスクワーク、家事、料理など)であることが分かりました。また、視力矯正においても45.3%が中間距離の見え方を改善・向上したいと答えており、現代人のクオリティ・オブ・ビジョン(QOV)を向上するためには、近くから遠くまでの連続的な範囲で見え方を改善することが重要であると考えます。当社の眼内レンズのテクニスブランドは20年以上にわたり患者さんのQOVに貢献してまいりました。テクニス オデッセイ オプティブルーが、患者さんの『より良くみえる』をサポートし、よりアクティブで充実した人生にさらに貢献できることを期待しています。


【東京歯科大学水道橋病院 名誉教授・特任教授 ビッセン宮島弘子先生のコメント】

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「テクニス眼内レンズは元々、見え方の質の高さで知られていましたが、今回のテクニス オデッセイオプティブルーが多焦点眼内レンズのラインアップに加わることにより、患者さんがなるべく眼鏡をかけずにアクティブな生活ができ、より高い満足度を提供することができると考えます」


1 ISO 11979-7:2024(眼内レンズに関する国際規格)に示される定義に則ったカテゴリー
2 Data on File (2023). DOF2023CT4023.
3 Data on File (2023). 2024DOF4005.  ハロー:周囲に輪状の光のボケが見られる症状
4 Data on File (2023). DOF2023CT4007.
5 Data on File: 2024DOF4003
6 球面収差:球面を含む光学系において、点光源からの光線が焦点に収束せずばらつく収差
7 厚生労働省「第8回NBDオープンデータ」
8 Minds 白内障診療ガイドラインの策定に関する研究(H13-21EBM-012)
9 「日常生活に関する調査」 50~70代 /6,796サンプル /調査期間:2024年3月21日~ 25日 /インターネット調査
10 「日常生活に関する調査」において、「平日の過ごし方」についての回答結果


エイエムオー・ジャパン株式会社について

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エイエムオー・ジャパン株式会社はジョンソン・エンド・ジョンソン日本法人グループの一社です。眼科用医療機器のリーダーとして、白内障手術領域や屈折矯正手術領域などの高品質な眼科医療機器、医薬品、サービスを提供しています。長年にわたり、患者さんの視力および視機能向上のための技術革新に取り組む一方、啓発活動などを通じて患者さんや医療従事者の方々をサポートしています。人生100年時代と言われる今、トータルアイヘルスのリーディングカンパニーとして目の健康寿命の延伸に貢献することをビジョンに掲げています。人々が健康でクリアな「見る力」(Vision)を毎日保つことが、私たちのビジョンの実現につながるという思いを込めた“Vision Made Possible” のメッセージの下、人々のクオリティ・オブ・ビジョン(QOV)の向上を目指し、あらゆる世代の人が素晴らしい人生を送る「未来」の実現に貢献します。詳しくは以下URLをご覧ください。
https://www.surgical.jnjvision.jp/

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