ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 メディカル カンパニー
新型コロナウイルスが日本人のがんの早期発見・早期治療に与える影響とは?
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新型コロナウイルスが日本人のがんの早期発見・早期治療に与える影響とは?
新型コロナウイルスが日本人のがんの早期発見・早期治療に与える影響とは?
「健康診断・人間ドック」「がん検診」の意識・受診状況を、全国15,000人に大規模緊急調査
「来年度控えたい」が3人に1人も…
がん検診は、過去3年に受診歴のある人でも4人に1人が「来年度控えたい」
がんの早期発見・早期治療が阻まれている可能性
健康診断・がん検診の意義に対する不理解も明らかに
「来年度控えたい」が3人に1人も…
がん検診は、過去3年に受診歴のある人でも4人に1人が「来年度控えたい」
がんの早期発見・早期治療が阻まれている可能性
健康診断・がん検診の意義に対する不理解も明らかに
2020年11月25日
ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 メディカル カンパニー(本社:東京都千代田区、代表取締役プレジデント:玉井 孝直)は、全国の20~79歳の男女15,000人を対象に、「健康診断・人間ドック、がん検診に関する意識調査」を実施しました。がんを早期発見し、早期治療を行うためには、健康診断・人間ドック(以下、調査結果での表記は「健康診断」)やがん検診を受診することが肝要ですが、新型コロナウイルス(以下、調査結果での表記は「コロナ」)への新規感染拡大によって、健康診断やがん検診の受診減少が懸念されています。本調査では、健康診断・がん検診の受診への意識と実態を調査いたしました。
主な調査結果は、以下の通りです。
- 「健康診断」「がん検診」の受診回避意向は4-6月に5割を超え、「来年度控えたい」が3割以上。がん検診は、過去3年に受診歴のある人でも「来年度控えたい」が4人に1人
- 今年度中の「健康診断」実施率は約6割、「がん検診」実施率は約3割の見込み
- 加入保険で受診率に差。「健康診断」も「がん検診」も、「国民健康保険加入者」が低調
- 「健康診断」「がん検診」を今年度受診しない理由:今年度は受診せず、来年度に受診を予定している人の4割以上が、「コロナの感染リスクがあるから」と回答
- 「受診予定がない」人の約3割は「健康状態に不安はないので、必要性を感じていないから」
- コロナ禍でも「健康診断」「がん検診」を受診する理由は、「これまでも定期的に受けているから」「受けると安心できるから」など
- 「がん検診」を受けた理由として、約2~3割が「発見が遅れ手遅れになりたくないから」と回答
- 「健康診断」「がん検診」を来年度受診する予定の人が知りたい情報は、コロナ禍での具体的な受診や治療、感染リスク予防対策に関する情報
- 「がん検診」の推奨対象年齢や頻度に関する認知割合は2割以下にとどまるなど、がん検診の制度や科学的根拠に関連する情報の認知度が総じて低い
- 「がん検診」を受診した人は、制度や科学的根拠に関連する情報の認知度が高め
- 体調不良や異常を感じながら、医療機関の受診を控えた人が約4割
- コロナ感染リスクだけでなく、「まだ病院に行かなくても大丈夫だと思ったから」や「症状がおさまったから」などを理由に受診を控える人も
- 病気やがんが早期発見されないリスクを不安に感じる人は約6割
7) 専門家によるコメント
コロナ以外の健康リスクにも目を向け、がんの早期発見・早期治療の可能性を閉ざさないで
公益財団法人がん研究会 有明病院 病院長 佐野 武 先生
調査概要
調査方法 | インターネット調査 |
調査期間 | 2020年10月23日(金)~2020年10月26日(月) |
調査対象 | 調査会社登録モニターのうち、全国の20代~70代の男女を対象に実施 |
有効回答数 | 15,000人(男性:7404人、女性:7596人)※エリア別性年代別人口構成比での割り付け ※がん検診に関する回答対象者は検診対象に準ずる(胃がん・肺がん・大腸がん:40歳以上の男女)(子宮頸がん:20歳以上の女性)(乳がん:40歳以上の女性) ※構成比(%)は小数第2位以下を四捨五入しています。合計が100%にならない場合があります。 |
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