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PEOPLE

女子中学生が見た女性MRのリーダーシップ

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「MR(医薬情報担当者)として活躍する女性の働き方を知りたい」――。きっかけは愛知県の女子中学生たちからの一通のメールでした。女性が少数派といわれるMRですが、ジョンソン・エンド・ジョンソングループの医薬品部門であるヤンセンファーマでは、多くの女性が活躍しています。そんな彼女たちの働き方や生き方を学ぼうと、名古屋市立平針中学校の女子中学生4人がヤンセンファーマをオンライン訪問しました。

医薬品開発にかかる期間は?

今回の職場訪問のきっかけは、父親がヤンセンファーマで働いている中学2年生の飯田さんが「父の仕事をもっと知りたい」、そして「女性の働き方を知りたい」と興味を持ったことでした。同級生の安井さん、松島さん、村瀬さんにも声を掛け、オンラインでの会社訪問が実現しました。

MRは病院や診療所などの医療機関を訪問し、自社の医薬品に関わる情報を医師や看護師、薬剤師などに広く伝えます。また、医療関係者からの問い合わせに応じたり、医療関係者を通じて患者さんの症状や自社医薬品に関して副作用の有無などを聞き取ったりもします。

職場訪問ではヤンセンファーマのMR、上地真代と林映美子が医薬品の開発に関するお話に加え、この仕事に就いたきっかけや、MRの1日のスケジュール、仕事の魅力などを紹介しました。

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1つの薬を開発するためには、まず病気の仕組みの究明や人体への影響を調査する研究を行います。薬が開発されてからも安全性や効果の確認試験などを行い、さらに国の許認可を得る薬事承認のプロセスなどたくさんのステップがあります。日本で薬の候補となる物質を見付け、医薬品が患者さんの手に届くまでには、実に9~16年かかると言われています。*1

こうして開発された薬に関する情報を医師や薬剤師に提供したり、医療関係者を通して患者さんの症状や自社医薬品の副作用の有無などを聞きとったりするのがMRの主な仕事です。

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「製薬業界はUnmet Medical Needs (未だ満たされないニーズ)に応える仕事」

上地はMRの魅力は、何よりも薬を届けることで患者さんの健康に貢献できることだといいます。「医師から『患者さんが痛みを感じずに歩けて喜んでいた』と聞くと、やりがいを感じます」。

MRとして10年のキャリアがある林映美子は、「仕事をすることは誰かを思いやり、支え合い成長すること。チームで動く時は1人1人が最大限の力を出し切れるよう意識しながら仕事をしています」と話します。


経験が仕事につながる 好きなことに打ち込んで

参加した中学生からは「MRになるために持っていたほうがいい資格はありますか?」という質問が上がりました。

「私は文系ですが、研究職や薬剤師の資格を持っている人もいて、さまざまなバックグラウンドの人がいます。コミュニケーション力が重要です」(上地)

「歴史が好きで大学も4年間歴史を学びました。MRは認定試験を受ける必要があるので、入社して1年間は資格取得のために勉強しました。またMR資格を継続的に保持するためには定期的な研修や学習が常に必要です」(林)

「色々なことを勉強し、経験するといいと思います。働くとなかなか時間がとれないので学生時代はとても貴重です。自分の学びを深めてほしい」(濱田)

また、どんな人がMRの仕事に向いているのかという質問も上がりました。

「常にいろいろなことを勉強し、人の話をよく聞くコミュニケーション能力が大切です。大変でも負けないことも大事だと思います。困難な状況も終わりが必ずあるので、自分を信じて頑張っていってほしい」(濱田)

「たとえば、小学生の時に打ち込んだスポーツの話題で医師と話が弾みました。すべての経験が仕事や将来に繋がります。ぜひ、好きなことに打ち込んでください」(上地)


「人のためになる仕事で誇らしい」

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オンライン職場訪問を終えて、4人はどんな感想を持ったのでしょうか。

飯田さんは「難しいイメージしかなかった父の仕事がよくわかり、印象が変わりました。人のための仕事で、誇らしいしうれしいです」と語ります。

村瀬さんは「薬の開発に長い時間をかけていること、製薬の過程でもさまざまな役割の人が関わっていることに驚きました。」と振り返りました。

まだはっきりとした将来の夢は決まっていないという4人ですが、製薬の現場でリーダーシップを発揮する女性MRと交流することで、MRという仕事への理解が進んだようです。


年齢や性別、国籍にかかわらず、誰もが活躍する職場

今回のオンライン訪問を開催したのは、「Women’s Leadership Initiative」(WLI)という社員有志のグループです。ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(DE&I)を推進するジョンソン・エンド・ジョンソンでは、様々な社員の自発的グループが社内外で活動しています。WLIは性差を超えて多様性が受け入れられる職場環境の構築を通じて、ヘルスケアの進化に貢献することを目的にしています。

WLIのスポンサーでコーポレートガバメントアフェアーズ&ポリシー統括責任者の濱田いずみは、ジョンソン・エンド・ジョンソンでは、社員一人ひとりの価値観を尊重し、誰もが居場所があると感じながら成長しリードできる環境づくりを大切にしていると話します。

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「私たちは、年齢や性別、国籍などに関わらず、誰もが働きやすく活躍できる職場を目指しています。Equity(公正性)は個人のニーズに合致したリソースを提供し、活躍できる環境を整えること。マネジメントによるコミットメント、人事面でのサポート、社員の自発的なグループの啓発活動でDE&Iを推進しています」


*1 薬の開発 日本製薬工業協会 https://www.jpma.or.jp/junior/kusurilabo/development/index.html