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Well-being

コロナに負けない!口腔ケアが体を守る

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新型コロナウイルスへの感染が心配で、最近、歯科医院から足が遠のいていませんか?実は全身の健康や免疫力は、「お口の健康」から始まるともいわれています。ジョンソン・エンド・ジョンソンが4人の専門医師に効果的な口腔ケアについてききました。

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Q:

コロナ禍で、歯科医院の感染対策への関心が高まっています。
私たちが医療従事者250人に行ったアンケート(*1)では、コロナ禍で「患者数が減った」と答えた医療機関が4割でした。実際、受診控えは起きているのでしょうか。また、口腔内の環境にどんな変化があるのでしょうか?

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A:

坂本先生:矯正の場合は、1か月に1度の来院で診療が進みますが、3か月ほど来院しなかった方が3割ほどいます。コロナ禍でのストレスで口の中が乾くことによるプラークの蓄積、口臭、詰め物がとれるなど『あんなにきれいだったのにどうしたのか』と驚くケースが多いです。

今井先生:口腔衛生には2つの意味があります。口の中をきれいにすること、口の中を清潔に保つことで次の病気を起こさないようにすることです。

内科でも受診控えが起きています。また、患者様はマスクを着用しているので口の中を観察する機会が減りました。口腔内の状態が心配です。

歯科医院では咀嚼や嚥下する力を見てもらうことができます。リモートワークが浸透し、忙しさから簡単な食事、軟らかい食事が増えているので、高齢の方は特に注意が必要です。

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Q:

先生方の医院、病院ではどんな感染症対策を講じているのでしょうか。

A:

中川先生:まず検温し、症状があれば発熱外来に行ってもらいます。術者、患者ともに手洗いを徹底し、患者の方が座るイスも毎回消毒しますね。うがい薬も使っています。

術者のエプロンも患者様ごとに変えて、マスクの上からフェイスシールドをして『感染しない、感染させない』を徹底しています。治療の時は吸引機で、飛沫の広がりを防いでいます。

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Q:

アンケートの中では、感染防止強化対策として、手洗いやアルコール消毒はもちろんのこと、マウスウォッシュ使用しているという回答でした。

また、患者様にもマウスウォッシュを使用してほしいと回答した医療機関のうち、約7割が理由として「ウイルス対策に効果があると思う」としています。

A:

奥田先生:マウスウォッシュの話が出ましたが、エッセンシャルオイル配合のマウスウォッシュで歯科医院の治療前にうがいをすることも、感染症対策につながります。

特に、エッセンシャルオイル配合の洗口液は、インフルエンザなどのウイルスを短時間に不活化させるという論文も出ています。
また、エッセンシャルオイル配合の洗口液でうがいをした場合は、そうでないグループに比べて、歯科治療中に飛散して落下する生きた口内細菌が、92.1%減少することがわかっています。
これらの事実は、エンベロープという(脂肪からなる二重膜)があるコロナウイルスも短時間で不活化させることを示唆しています。

Q:

口腔ケアのヒントがあれば教えていただけますか。

A:

中川先生:歯磨き、フロスか歯間ブラシ、マウスウォッシュ、このスリーステップケアで口の中のばい菌(プラーク)が少なくなり、歯肉炎や歯茎の炎症を抑えます。

また、虫歯がなくても定期的に受診しましょう。

今井先生: マスクをしても口を閉じるようにしてください。

これから暑くなると、口呼吸になってしまうこともあるでしょう。口呼吸だと歯垢が増えたり、のどの奥でウイルスを排除してくれる線毛がダメージを受けたりすることがあります。(今井先生が考案した口呼吸を鼻呼吸に改善する「あいうべ体操」はこちら

坂本先生:人との接触制限で会話が少なくなることなどが原因で、唾液の量が減少していると思います。ソーシャルディスタンスを保ちながら、歌ったり会話したりして唾液を出すことが重要です。また、リモートワークは不規則な食事になりやすいので、食事や栄養バランスに気を配ることも気を付けてください。

奥田先生:口の中が健康なら、さまざまな感染症から守られます。100年前のスペインインフルエンザの時も口腔内の細菌の数が少なければ感染しにくく、重篤化のリスクが低いこともわかっていました。とにかく歯磨きなど口腔ケアで細菌を減らしましょう。

※記事はジョンソン・エンド・ジョンソン コンシューマー カンパニーがリステリン オーラルヘルス アライアンスを2021年5月21日に設立した際に、上記4人の共同発足人の先生と行ったパネルディスカッションの内容を4人の医師の監修を経て、抜粋・加筆・編集したものです。


リステリン オーラルヘルス アライアンスについて

お口の健康と全身疾患の関係について、考えたことはありますか?

コロナ禍が始まって以来、手指だけでなく、お口の殺菌・衛生にも大きな関心が集まっています。というのも、お口の健康を保つことは、全身の健康への第一歩とも言われているからです。

事実、2019年11月には、国立循環器病センターにて虫歯・歯周病と脳卒中・認知症との関連を検証する世界初の多施設共同前向き観察研究が開始しました。

また、2020年10月には九州大学などの研究チームが認知症と歯周病との関係性を明らかにするなど、さまざまな全身疾患と口腔ケアの関係性が研究により明らかになっています。

一方で、「自分にとっての最適なオーラルケアはどういったものなのか、正しい方法が分からない」という消費者の方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?

そこで、トータルヘルスケアカンパニーであるジョンソン・エンド・ジョンソンのコンシューマー カンパニーでは、口腔ケアの専門家の先生4人と「リステリン オーラルヘルス アライアンス」を設立しました。

アライアンスでは、今後口腔ケアに関する様々なトピックについて、先生方と共に正しい知識を消費者および医療従事者の皆様に伝えていきます。

こうした活動を通して、消費者の皆様のお口の健康から始まる全身の健康を守り、そして医療従事者の方のさらなる知見の向上に貢献していきます


*1アンケートの実施概要
対象:歯科医・歯科衛生士 250名 (25-59才)
調査日時 2021年2月
調査方法:Webアンケートにて

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