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Well-being

前立腺がんの進行症状を見過ごさない!我慢しない!医師への相談をおくらせない!

前立腺がんと診断された西川きよしさんと、受診を後押しした西川ヘレンさんが『アンバサダー』

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ジョンソン・エンド・ジョンソン日本法人グループの医薬品部門であるヤンセンファーマ株式会社は、前立腺がんの進行症状を見過ごしたり、我慢することなく、医療機関を受診・医師に相談していただくこと、そして周囲の方から本人へ、進行症状がないか声を掛け、背中を押して頂くことで受診をおくらせないことを啓発すべく、2021年より医師への相談を『おくらせない手紙』キャンペーンを開始しています。


前立腺がんは、男性特有の臓器である前立腺にできるがんです。50歳以上に多く見られ、男性に発症するがんの第1位です*1。比較的緩やかに進行し、発症初期は自覚症状がほとんどありませんが、進行すると「尿が出にくい」「残尿感がある」「夜間にトイレに行く回数が増える」といった症状や「血尿」が現れます。また、がんが骨に転移して「腰痛」など骨の痛みをともなうこともあります*2

*1 国立がん研究センターがん情報サービス「がん登録・統計」(https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/short_pred.html
*2 これらの症状は前立腺がんだけでなく、前立腺肥大症等の疾患でも見られる症状です。診断については必ず専門医療機関を受診するようにしてください。

それらの進行症状を自覚しても、歳のせいだと見過ごしてしまったり、まだ大丈夫と我慢したり、新型コロナウイルス感染症の影響を懸念し、医療機関の受診や医師への相談を先送りしてしまい、症状が進行して重症化してしまうことが懸念されます。症状を自覚されている方*3は我慢することなく医療機関を受診し、医師に症状を相談することが重要です。また、症状を我慢している方には周囲からの声掛けが一歩を踏み出す後押しになります。

*3 既に前立腺がんと診断されている患者さんで前立腺がんの進行症状を自覚されている方、未診断だが何らかの前立腺がんの進行症状を自覚されている方

こうした背景を受け、ヤンセンファーマはNPO法人 腺友倶楽部(前立腺がん患者・家族の会)のご協力のもと、2015年に前立腺がんと診断された「西川きよしさん」と、その受診を後押しした「西川ヘレンさん」にキャンペーンアンバサダーにご就任いただき、医師への相談を『おくらせない手紙』キャンペーンを2021年より開始しました。

本キャンペーンでは、前立腺がんの進行症状を有する方や、進行症状に不安を抱く患者さんに向けた情報提供を行うとともに、ご家族や周囲の方から、症状を我慢せず医療機関を受診し、医師への相談を促す「医師への相談をおくらせない手紙を送る」アクションを展開しています。

2022年もこの取り組みを継続し、9月と11月に行われたトークイベント*4では、ヘレンさんときよしさんそれぞれから「医師への相談をおくらせないための家族・周囲の心得」と「医師への相談をおくらせないための本人の心得」が発表されました。

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 さらに、動画自体を「おくらせない手紙」として大切な人に送信できる、西川きよしさん、ヘレンさんからの医師への相談を「おくらせない手紙」動画も公開されています。この動画では、大阪大学大学院 医学系研究科 器官制御外科学講座(泌尿器科学)教授 野々村祝夫先生よる前立腺がんの解説、症状のチェックリストもご覧いただけます。詳しくは、キャンペーンサイトをご覧ください。

https://yab.yomiuri.co.jp/adv/okurasenaitegami/ (外部サイトに遷移します)

*4 【前立腺がんの進行症状を見過ごさない!我慢しない!医師への相談をおくらせない!「知ろう!学ぼう!医師への相談をおくらせないための心得」】


<登壇者・アンバサダーの声(9月に行われた講演およびトークセッションより抜粋)>
 
 
大阪大学大学院 医学系研究科 器官制御外科学講座(泌尿器科学)教授 野々村 祝夫 先生

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「前立腺がんは私たち日本人にとっては、三十年前はそれほどなじみのないがんだったのですが、生活様式が変わるにつれて、今や日本の男性が罹患するがんの中で罹患数第1位となっています。万が一、前立腺がんが末期まで進行してしまうと、骨に転移したがんによって骨折リスクが高くなります。骨折するとその痛みや活動そのものが制限され、日常生活にも大きく影響を及ぼし、QOL(生活の質)も著しく低下してしまいます。さらには、骨折や骨の痛みにより介護やサポートが必要になった場合には、ご家族や周囲の方の生活にまでも影響が出てしまいます。そうならないためにも、進行症状を歳のせいだと見過ごしたり、我慢したりせずに、気になることがあればすぐに泌尿器科にかかっていただければと思います」


NPO法人 腺友倶楽部(前立腺がん患者・家族の会)理事長の武内 務さん

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「前立腺がんの患者さんは、50歳前後から中高年の方が多いです。症状が泌尿器に関することなので、家族や周囲に言いにくいということもあり、ついつい受診も遅れがちという傾向があります。また、前立腺がんと診断されている人の中にも、症状をお医者さんに話せず、我慢してしまうこともあります。一番大切なのは症状が出た時に、本人が積極的に医療機関に行こうという気持ちと、家族が気づいて早く受診することを勧めていただくことだと思います」


西川きよしさん

「これくらいは大丈夫だと思わずに、小さなこともコツコツと、といいますが、小さな異変でも、ちょっと医療機関に行ってみようというのが大切です。私自身、ヘレンからの声掛けと後押しがなかったら前立腺がんの発見が遅れていたかもしれません。痛みを我慢したり、歳のせいだから見過ごすというのは、後で後悔します。少しでも異変があったらすぐに病院に行って、先生にご相談をしてください」

 
西川ヘレンさん

「本人は歳のせいだと見過ごしたり、我慢をしてしまう事が多い病気だと思います。3つの心得も心にとめていただきまして、前立腺がんが進行しないように、気になる症状があれば早く医療機関へ受診するよう大切な方へ声掛けや後押しを!妻として世の奥様方やご家族の皆様方にそのように強く大きな声でお伝えしたいと思います。後押ししてください!」

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