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事前研修

TOMODACHI PROJECT 2017年事前研修の紹介

TOMODACHI J&J災害看護研修プログラム事前勉強会が開催され、岩手・宮城・福島の3県9名の看護学生が参加

今年3年目を迎える、TOMODACHI J&J災害看護研修プログラムの事前勉強会が6月24日-25日(事前研修1)、7月8日-9日(事前研修2)の2回にわたり仙台で行われました。事前研修では8月の2週間米国スタディーツアー参加へ向けて、現地でより深い学びを得ることを目的に、災害医療・看護の概要理解や東北地域の現状・ニーズを把握するための事前学習の機会となりました。

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事前研修1では、初めて参加学生9名とメンター2名が顔を合わせ、これから半年間の学びを共にする同志との絆を確認し、災害医療の第一人者である東北大学災害科学研究所 江川新一教授より災害発生時の医療体制や東日本大震災発生時からの改善点、災害時の影響範囲を軽減する方法など災害医療についての基礎を学びました。同日の昼食時には、本プログラムを立ち上げ当初から見守る、ジョンソン・エンド・ジョンソン代表取締役日色社長や社会人貢献委員会有志メンバーも激励に駆けつけ、米国で沢山のことを学び今後の成長の糧にして欲しい、さらにはプログラムでの学びを東北へ還元して欲しいとの願いを伝えました。また、応援に駆け付けた昨年度参加者の3名は、プログラムを通しての成長機会や積極性、質問を投げかける大切さを伝え、また、プレゼンテーションやスピーチについてのアドバイスを行い、プログラムの参加を通じた成長を実感する時間となりました。

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翌日は南三陸に移動し、南三陸消防署の副署長として災害救助の指揮にあたった佐藤誠悦さんから東日本大震災活動記録「いのちを守る」のお話しを伺い、参加学生は当時の自分を思いだし涙する場面もありました。また、防災対策庁舎、戸倉小学校、大川小学校を訪問し、あらためて震災について学び、向き合いました。

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事前研修2では、主に8月5日-20日で実施される米国スタディツアー(NY、NJ、Washington D.C.を訪問し、9.11テロの被災者家族との交流・ハリケーン発生時の病院対応などを学びます。)の準備を行いました。訪問する施設について各自が調べたことを共有するとともに、アメリカでの研修を運営するChildren’s National Health System (国立こども病院)から来日した看護師からアメリカの看護師の役割りと職務範囲、学びとキャリア等についてレクチャーを受けました。また、参加者は米国スタディツアー中に自分にとって3.11がどのような意味があるかを、被災体験を交えながら共有する機会があるため、各自震災体験についてのスピーチを初めて行いました。これからスタディツアーまでの間、自分が何を伝えたいのか、なぜそう思うに至ったのかがより伝わるようにメンター等からのアドバイスを参考に自分と向き合っていきます。

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また、避難所運営ワークショップHUG<H(hinanzyo避難所)、U(unei運営)、G(gameゲーム)>を行い、『小学校を避難所として運営する』という設定のもと、多様な避難者が続々と避難所に到着し、また、環境が刻々と変わりゆく避難所において迅速に、かつ安全に、どのような判断を下し、人の配置、物資の管理などを行えばいいかを四苦八苦しながら体験しました。

事前研修2でも昨年のプログラム参加者が、スピーチにおける発声、間の撮り方や、米国スタディツアー後のアクティビティの企画・運営の仕方について発表を行い、参加学生の学びをサポートしました。
参加学生は昨年のプログラム参加者の堂々とすばらしいレクチャーをみるにつけ、1年で自分たちも本当に先輩のように成長できるのかと期待と不安を感じながらも良いロールモデルがいることに目を輝かせていました。