ストーリー
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メンバー紹介:2017年

学生メンバー

  • 阿部 美沙

    (あべ みさ)さん
    所属:石巻赤十字看護専門学校
    出身地:福島県南相馬市

    東日本大震災の際、私は福島県南相馬市に住んでおり原発事故により避難をしました。今後またこのようなことがあった時は助けられる立場でいたいと考え、家族の勧めもあって陸上自衛隊に入隊し、衛生科隊員として勤務していました。4年間の勤務の中で、資格を持って常に現場で活動したいと考え、災害看護の授業に力を入れる赤十字の看護学校を選択し、現在に至っております。私はプログラムに参加するにあたって3つの目標を立てました。「自分のネットワークを広げて活動や学習の機会を獲得すること。」「得た学びと経験を生かした対策の普及活動を行うこと。」「様々な研修を通して知識の幅を広げること。」プログラムの目的と自身の目標の達成のために全力で活動していきます。

  • 入駒 綾乃

    (いりこま あやの)さん
    所属:独立行政法人国立病院機構
    仙台医療センター附属
    仙台看護助産学校
    出身地:宮城県大崎市

    私が看護に興味を持ったのは、震災当時入院していた祖母が関係しています。当時祖母が入院していた病院は、震災直後、津波が襲ってくる可能性がありました。すると、津波の可能性を聞くや否や、看護師の方々が患者さんを3階以上の階へ避難させるため、まずはベッド上から動けない患者さん、次に階段を自力で登れない患者さん、そしてパニックになってしまった患者さん、と優先して搬送しなくてはならない患者さんと搬送方法を判断し、その後も体調に変化がないか観察を行っていたのです。私はその話を聞き、何が起こったのかさえ理解しにくい状況の中で、患者さんの命を第一に考え行動できる「看護師」という存在に憧れるようになりました。このプログラムの米国研修では、災害が起きた時に率先してリーダーシップをとれる看護師になるため、また、自分の感じた東日本大震災を伝え、知ってもらうため、吸収できることを一つ残らず吸収したいと思います。

  • 大宮 薫

    (おおみや かおる)さん
    所属:独立行政法人国立病院機構
    仙台医療センター附属
    仙台看護助産学校
    出身地:宮城県柴田町

    東日本大震災以来、災害時に活躍できる保健師になり、多くの人の命を繋ぎ止め、災害に負けずに生きていくための健康を守りたい、という思いを抱いてきました。しかし、その思いとは裏腹に、震災の話題を避けている自分がいることにも気付いていました。それは、震災について知るのが怖かったからです。「How very little can be done under the spirit of fear. (恐れを抱いた心ではなんと小さいことしか出来ないことでしょう。)」このナイチンゲールの言葉は私にぴったりの言葉です。私は、災害を他人事だと思うのは簡単だということを身をもって知っています。しかし、災害は誰の身にも起こりうるということも知っています。だからこそ、恐れずに、災害とちゃんと向き合おうという強い意志を持ち、本プログラムに参加します。何もかも私にとって初めての経験ですが、それらを全て吸収し、必ず成長したいと思います。

  • 小林 夏歩

    (こばやし かほ)さん
    所属:岩手県立大学
    出身地:福島県猪苗代町

    私は、中学3年生の時に、福島県で震災を体験し、大学に入学してから岩手県山田町の仮設住宅へのボランティア活動に参加しています。この活動を通して、被災者の方から、震災当時のお話を聞いたり、復興していく様子を実際に目のあたりにする中で、新たなコミュニティ形成の難しさやボランティア活動の難しさについて考えさせられました。私にとって、この経験が災害看護について学びを深め、携わっていきたいと考えるきっかけになりました。今回このプログラムを通して学んだことを、震災で被災された方や地域に還元するため、また看護師として働き始めてからも十分に生かしてくために、精一杯頑張ります。

  • 佐藤 智行

    (さとう ともゆき)さん
    所属:岩手県立大学
    出身地:岩手県陸前高田市

    私は岩手県陸前高田市の出身で、被災経験があります。もともと災害看護には関心がありましたが、「災害看護論」という授業を履修し、「被災経験のある自分だからこそ、災害時に看護師として貢献できるのではないか。被災者の気持ちを理解し、寄り添うことができるのではないか。」という思いに駆られ、プログラムへの応募を決意しました。このプログラムを通して、自身の知識・能力向上のみならず、被災された方々や被災した県、そして日本に、学びを還元していきたいです。これは、被災経験のある私だからこそできることなのではないかと思います。使命感、そしてメンバーとしての自覚を持ち、これから1年間、プログラムに精一杯取り組んでいきたいと思います。

  • 佐藤 未佳

    (さとう みか)さん
    所属:宮城大学
    出身地:宮城県登米市

    私は、津波の被害や家屋倒壊といった大きな被害は受けませんでしたが、それでも被災したことで、日ごろから被災した時に困らないよう対策を講じることの重要性に気付くことが出来ました。米国という文化や言語、習慣が異なる国で、看護という共通言語を用いて体験や知識を共有することは、またとない機会です。このプログラムでは、米国での災害時の医療体制や取り組みを学び、今後につなげていきたいと考えています。また、災害看護において日本と米国での共通点や違い、日米で協働する際に必要なことは何かを明らかにしたいです。

  • 鴫原 菜穂

    (しぎはら なほ)さん
    所属:聖路加国際大学
    出身地:福島県南相馬市

    東日本大震災を経験して以来、何もできなかった後悔や無力感を持ち、地元の復興のために何かできないかと考えていました。その後、健康や生活に不安を持つ人が多くいる地元のために活動したい、将来どこかで災害が発生した時に自分の経験を活かしたいと思い、看護師を目指しました。「災害看護学」を独立した科目として教えるところは多くはありませんが、その災害看護を詳しく学ぶことができる貴重な機会がこのプログラムでした。私の住んでいた福島県南相馬市では、地震や津波の被害に加え原発事故もあり、避難生活の長期化や不安定な地域医療体制など、いまだ多くの問題を抱えています。このプログラムでは、自然災害だけではなく化学災害や人災にも目を向けて、災害の被害実態や医療アプローチ、特異性などを学びたいと思います。このプログラムで学んだことを、地元を含む被災地の復興に役立てたいです。

  • 志田 美波

    (しだ みなみ)さん
    所属:岩手県立大学
    出身地:岩手県釜石市

    東日本大震災の時に家族を失った悲しみと自分が何もできなかったことの後悔が災害対応に関心をもった理由です。災害対応の中でも特に、メンタルヘルスについて興味を持っています。このプログラムでメンタルヘルスの重要性を学んだ参加者の報告書をみて、米国における災害時のメンタルヘルスに関する活動に関心がわくとともに参加者が各々の目標を明確にして多くの学びを得ていることに魅力を感じました。このプログラムでは、米国のメンタルヘルスに対する学びを、岩手の地で生かしていきたいと思います。参加させていただくからには、積極的に常に意味を考えながら責任をもって行動をしたいと思います。

  • 山口 朋花

    (やまぐち ともか)さん
    所属:独立行政法人国立病院機構
    仙台医療センター附属
    仙台看護助産学校
    出身地:宮城県大崎市

    高校で東日本大震災について調べたことが災害医療に興味をもったきっかけです。本や資料で調べるだけでなく、震災時に中心となって活躍した医師や病院へのインタビューなど、能動的に調べていくうちに、私もアクションを起こし、地域に貢献したいと思うようになりました。このプログラムでは普段経験できないことをたくさん経験することができます。私と同じように災害看護に興味を持っている看護学生が集まります。災害医療に精通している人との出会いがあります。たくさんの方の話や考え方、実践してきた過程を聴くことができます。その体験をただ単に「すごかった」で終わらせずに次につなげるきっかけにするために、常に考える姿勢でこのプログラムに参加したいと考えています。