ジョンソン・エンド・ジョンソンにとって国際女性デーの意義は女性のエンパワーメントにとどまりません。私たちの推進する「ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン(DE&I)」について再認識し、より良い社会の実現に貢献するために、日々の業務や生活の中で「今日から始められる行動」を考える日でもあります。皆さんは国際女性デーにどんなことを思いましたか?
3月8日は国連が定める国際女性デーです。
国連の持続可能な開発目標=SDGsの5番目にも掲げられている「ジェンダーの平等を実現しよう」という考え方。ジョンソン・エンド・ジョンソンでは設立当時から実践され、多くの女性が会社をけん引し、イノベーションを起こしてきた歴史があります。
実は、1886年のジョンソン・エンド・ジョンソン設立時、最初の社員14名のうち、半数以上の8名が女性でした。また、ジョンソン・エンド・ジョンソンの最もアイコニックな消費財であるジョンソン®ベビーパウダーや初めて大量生産に成功した女性向け衛生用品、そして救急絆創膏「バンドエイド®」は、実は女性からの提案やヒントを基に発明された製品であることはあまり知られていません。
現在、私たちの推し進める「ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン」は、1943年に3代目社長ロバート・ウッド・ジョンソンJr.によって制定された「我が信条(Our Credo)」に基づく考え方であり、経営上の重要な戦略でもあります。一人ひとりが異なるバックグラウンドや信念、経験を持ち寄り、その価値を認め合い、それぞれが貢献、成長し、リーダーシップを発揮することのできる、「誰もが受け入れられていると感じられる環境(“You Belong”)」を築いていくことを目指しています。
そのためには、多様な視点や背景を持った人とつながる、どうしたらよりインクルーシブになれるか知識を深める、自分のユニークさを周りに伝えるとともに、周りの人も伝えやすい環境を作る、さまざまな意見に耳を傾ける、といった「誰でも、今日から始められる行動」を積み重ねていくことが大切です。
一人ひとりの独自の経験や文化的な背景、多様な思考スタイルは、私たちに豊かさをもたらし、多様な人材を惹きつけ、世界中のさまざまな顧客や患者さん、消費者に、より良いサービスを提供していくことにつながります。
ジョンソン・エンド・ジョンソンには、さまざまな角度からDE&I=ダイバーシティ、エクイティ・インクルージョンを推進する、社員による自発的なグループがあります。ジェンダーやLGBT、障がいといった、各分野のグループが活発に活動しています。
こうした活動は、社員同士がつながり、関わり合い、お互いに刺激し合うことで、多様性を取り込む文化の醸成はもちろん、社員のリーダーシップ開発や社内外のネットワークの拡大の機会にもなります。活動を通じて、社員や会社、地域社会により良い影響をもたらし、さらには日本の社会への貢献にもつながっていくと信じています。
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DE&I近年、経営課題として認知が広がってきているD&I(ダイバーシティ&インクルージョン)。そこからさらに一歩前進し、ジョンソン・エンド・ジョンソンが推進する「エクイティ」(公正性)により強くコミットした「DE&I(ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン)」の考え方を、社員インタビューの内容とともに紹介します。